2016年5月22日日曜日

2016年5月23日~5月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2016年5月20日
先週の日経平均は続伸。先物トレーダーらが織り込む米国の6月の利上げ確率が30%まで高まったことでドル円が110円台まで下落。サミットや景気対策の発表を控え売り込みにくい環境となっており、薄商いの中、買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで324.14円の上昇。

今週の株式市場は戻りを試す展開か。G7では財政協調は議論されず、為替を巡る日米の認識の違いも改めて明らかになり、期待外れに終わった。ただ、先週円安になったのはアメリカの追加利上げ観測が高まったことが主要因なので、さほど円高材料にはならないだろう。株式市場は消費増税の有無や政府の大型景気対策などが正式に発表されるまでは動きづらく、材料の出た銘柄を局所戦で売買する流れが継続しそう。目先は上はSQ値の16,845円や累積出来高の多いの17,000円、下は心理的節目の16,000円が目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、SQ値16,845円、、心理的節目17,000円、月足基準線17,418円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、日足基準線16,569円、日足雲上限16,385円、日足雲下限16,328円、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.11倍 PBR1.15倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:16,200円~17,200円

更新日 2016年5月22日 株・個人投資家の喫茶店