2016年5月8日日曜日

2016年5月9日~5月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2016年5月6日
先週の日経平均は続落。月曜日は日銀プレーの反動が続き518円下がったが、連休中の海外株式市場が比較的安定していたことで下値は限定的だった。日経平均は週ベースで559.33円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。為替は105円台までやったことで、新たなドル売り・円買いを仕掛けるには材料不足で106円半ばから107円前半で膠着状態となっている。介入警戒感と言うよりも、サミットを前にした政府の財政出動への期待が下支えになっているように見える。また、株式市場の需給はそれほど悪化しておらず、企業業績も今のところ当初考えられていたほど悪化していないことから、日経平均は16,000円で下げ渋りを見せている。ただ、この為替水準が続けば徐々に下方に圧力がかかって行くだろう。決算発表は今週ピークを迎える。指数が膠着感を強めれば個別の決算プレーが激しくなりそうだ。週末にはオプションSQも控えており、水曜日あたりには先物主導で値動きが荒くなる展開も予想される。目先は上が日足基準線16,542円、下は累積出来高が多い15,500円レベル(4月8日安値15,471)が目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限16,385円、日足基準線16,542円、日足雲上限16,734円、心理的節目17,000円、月足基準線17,419円、週足基準線17,439円。下値サポートとしては、心理的節目16,000円、4月8日安値15,471円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.54倍 PBR1.10倍 予想配当利回り1.89%

今週の予想レンジ:15,500円~16,500円

更新日 2016年5月8日 株・個人投資家の喫茶店