先週の日経平均は続伸。米長期金利上昇を背景とした円安基調が継続し、それでいて米国株が大きく崩れないことから堅調な推移となったが、節目の23,000円近づくと利益確定売りに頭を押さえられた。日経平均は週ベースで171.88円の上昇。
今週の株式市場は、堅調な展開か。米長期金利上昇による米国株の割高感や新興国からの資金流失はマイナス材料だが、日本株は円安基調が引き続き支えとなろう。北朝鮮を巡る情勢が再び不透明感を増しているなか、22日の米韓首脳会談に注目が集まる。先週、北朝鮮が中止を示唆した6月の米朝首脳会談への期待が再び高まれば、リスク選好による円安・株高が期待できる。上は心理的節目の23,000円、2月2日~5日の下落時に空けた窓埋め23,122円、心理的節目23,500円などが目先のレジスタンス。下は心理的節目22,500円、日足基準線22,248円、日足雲上限22,088円、心理的節目22,000円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER15.69倍 予想PBR1.38倍 予想配当利回り1.61%
今週の予想レンジ:22,250円~23,250円
更新日 2018年5月20日 株・個人投資家の喫茶店