2019年2月10日日曜日

2019年2月12日~2月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2019年2月8日
先週の日経平均は反落。順調な戻りを見せる米国株式市場に追随する形で、節目の21,000円に何度かトライする場面があったが、利益確定売りや戻り待ちの売りが出て上値は重かった。週末になると、欧州委員会が2019年の実質経済成長率の見通しを前回予想から大幅に下方修正したことや、米中貿易問題の早期決着期待が後退したことで売りが優勢となった。日経平均は週ベースで455.22円下落。

今週の株式市場は、軟調な展開か。米中通商協議の交渉期限である3月1日までにトランプ大統領と中国の習近平国家主席によるトップ会談が行われない見通しとなり、米中貿易問題の早期決着期待が後退したことで、買いづらい展開が継続しそう。ただ、最終的には両国が歩み寄るしかないので、これを材料に下値は売り込みづらい。もっとも日本企業の決算は下方修正が相次いでいる状況で、外部環境が想定外に悪化すれば脆さを露呈しそうだ。

上は日足雲下限20,539円、日足雲上限20,648円、心理的節目21,000円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は日足基準線円20,111円、心理的節目20,000円、心理的節目19,500円、12月26日安値18,948円などがサポートとして意識される。

東証1部全銘柄 予想PER13.09倍 予想PBR1.16倍 予想配当利回り2.04%

今週の予想レンジ:19,500円~21,000円

更新日 2019年2月10日 株・個人投資家の喫茶店