先週の日経平均は続伸。FRBのハト派スタンスを好感し米国株が上昇した流れを受け堅調な推移となった。ただ、日米金利差縮小の思惑に伴う円高か重荷となり、節目の21,000円に近づくと戻り売りや利益確定売りに押された。日経平均は週ベースで14.83円上昇。
今週の株式市場は、堅調な展開か。日本株を一段と買い上げていく材料もそれほどないが、FRBがハト派スタンスを明確にしたことで、米国株のリスクオンの流れを日本株も引き続き受ける展開となろう。今週5日に行うトランプ大統領の一般教書演説も大統領選に向けたリップサービスが入り、株買いにつながる可能性がある。ただ、年末から米国株は急ピッチな戻りを見せているので、何かをきっかけにカウンター的に売られる可能性も高まっている。
上は心理的節目21,000円、日足雲下限21,283円、月足基準線21,336円、週足雲下限21,684円がレジスタンス。下は心理的節目20,000円、日足基準線円19,939円、心理的節目19,500円などがサポートとして意識される。
東証1部全銘柄 予想PER13.40倍 予想PBR1.17倍 予想配当利回り2.02%
今週の予想レンジ:20,250円~21,250円
更新日 2019年2月3日 株・個人投資家の喫茶店