先週の日経平均は続伸。菅首相の退陣による政治の安定や追加経済対策への期待が継続し、火曜日に年初来高値を更新した。週後半はスピード調整の売りに押されたが、強地合いは継続。日経平均は週ベースで118.21円の上昇。
今週の株式市場は、弱含みの展開か。新総裁への期待から先高感は根強いものの、上昇ピッチが早かっただけに過熱感も強い。FOMCは無難に通過するだろうが、米国は景気減速懸念から上値が重くなっており、中国恒大集団の過剰債務問題も気掛かり。日本は連休の谷間で方向感が出づらく、スピード調整で弱含みの展開を予想。
日経平均の上値抵抗としては、年初来高値30795円、心理的節目31000円。下値サポートとしては、心理的節目30000円、心理的節目29000円、日足基準線28875円、週足基準線28719円、日足雲上限28376円。
東証1部全銘柄 予想PER16.56倍 予想PBR1.39倍 予想配当利回り1.71%
今週の予想レンジ:29,750円~30,750円
更新日 2021年9月19日 株・個人投資家の喫茶店