先週の日経平均は反落。中国恒大集団の過剰債務問題を受け大幅反落して始まったが、FOMCが無難に通過し、恒大集団の過剰債務問題も小康状態を保っていることから、週末は買い戻しが優勢となった。日経平均は週ベースで251.24円の下落。
今週の株式市場は、揉み合いか。国内は自民党総裁選が最大の注目点となるが、誰が総裁になっても、支持率は上昇し、経済対策にも期待が集まることから、株価にはポジティブとなる。ただ、ここまでの急騰で株価はかなり織り込みが進んでいるので、大きな上昇は期待できない。中国恒大集団の過剰債務問題は繰り返し材料にされそうだが、秩序あるデフォルトに向かっているという認識で今のところ問題はないだろう。予想レンジは先週と同じとする。
日経平均の上値抵抗としては、年初来高値30795円、心理的節目31000円。下値サポートとしては、心理的節目30000円、心理的節目29000円、日足基準線28875円、週足基準線28875円、日足雲上限28376円。
東証1部全銘柄 予想PER16.56倍 予想PBR1.39倍 予想配当利回り1.71%
今週の予想レンジ:29,750円~30,750円
更新日 2021年9月26日 株・個人投資家の喫茶店