先週の日経平均は続伸。米国で緩和的な金融環境が続くとの思惑からナスダッが連日で史上最高値を更新したことを受け、週明けから買いが先行。週末には菅義偉首相が辞任の意向を示したことで大幅高となった。日経平均は週ベースで1486.97円の上昇。
今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。菅義偉首相の辞任を受け衆院総選挙で与党が大敗するというシナリオが後退したことや、新総裁による経済対策期待から堅調な展開が見込まれる。テクニカル的にもレジスタンスを次々とクリアしたことで上は軽くなっている。当然、短期過熱感による調整も見込まれるが、押しはそれほど深くならず、30,000円奪回も視野に入りそうだ。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目29500円、心理的節目30000円、年初来高値30714円。下値サポートとしては、心理的節目29000円、週足基準線28719円、日足雲上限28405円、日足雲下限28101円、日足基準線28052円。
東証1部全銘柄 予想PER15.88倍 予想PBR1.34倍 予想配当利回り1.34%
今週の予想レンジ:28,500円~30,000円
更新日 2021年9月5日 株・個人投資家の喫茶店