先週の日経平均は続落。米国株がインフレ高進を懸念した金利の先高感から売り優勢に推移したことで、日本株も三角保合を下放れ、昨年からのレンジ下限の27,000円に迫るなど軟調に推移した。日経平均は週ベースで602.02円の下落。
今週の株式市場は、ボラタイルな展開か。25-26日の米連邦公開市場委員(FOMC)が最大の注目点だが、米国株は先週調整が進んだことで、よほどのサプライズがなければ、織り込み済みで一旦自律反発に向かう可能性が高いと思われる。ただ、戻りが鈍いと再び売り直される可能性も高いことから、日経平均は早急に28,000円以上に戻したいところ。価格帯出来高で見ると、27,000円を割れると23,000円までは殆ど真空地帯に入るので27,000円を維持できるかは大きなポイントとなる。
日経平均の上値抵抗としては、心理的節目28000円、日足基準線28258円、日足雲下限28511円、日足雲上限28627円、週足雲上限28685円、200日移動平均28760円、週足基準線28875円、心理的節目29000円。下値サポートとしては、心理的節目27500円、心理的節目27000円、8月20日安値26954円、週足雲下限26317円、心理的節目26000円。
東証1部全銘柄 予想PER14.75倍 予想PBR1.25倍 予想配当利回り2.10%
今週の予想レンジ:26,750円~28,500円
更新日 2022年1月22日 株・個人投資家の喫茶店