2013年12月22日日曜日

2013年12月24日~12月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2013年12月20日
先週の株式市場は、週初は大幅反落で始まったものの、その後は円安基調を支えに先物主導で値を戻す展開となった。注目のFOMCはQE3の縮小が決まったが、米株がネガティブな反応にならなかったことで、週末にかけ日経平均も買い戻しが優勢になり、ザラ場ベースでの年初来高値を更新した。日経平均は週ベースで467.31円の上昇。

今週の株式市場は底堅い動きが継続か。NT倍率が約15年ぶりの高水準に達するなど、かなり先物に偏ったいびつな動きで危うさも感じますが、大きなイベントも通過したことで、もう年内はこのまま高値圏で推移しそうな感じになっています。今週は証券優遇税制の廃止に伴う個人投資家の最後の売りも出ると思われるが、26日からはニーサを(NISA)を通じた資金流入も見込まれるので、こちらはマイナスよりはプラス要因の方が大きそう。まずは5月のザラ場高値15,942円を越えられるか、また、先物ばかりでなく現物を買う動きがでてくるかに注目。

日経平均の上値抵抗としては、5月のザラ場高値15,942円、心理的節目16,000円、16,250円など。サポートとしては、25日移動平均線15,466円、日足基準線15,443円、心理的節目の15,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.64倍 PBR1.42倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:15,5000円~16,250円

更新日 2013年12月22日 株・個人投資家の喫茶店

2013年12月15日日曜日

2013年12月16日~12月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)2013年12月15日
先週の株式市場は、米雇用統計の結果を受け大幅高で始まったが、その後は量的緩和策早期縮小懸念から米国株が軟調に推移したこともあり、利益確定売りが優勢になった。しかし、日銀のETF買いや円安が一段と進行したこともあり、週末には再び底堅い動きをみせた。日経平均は週ベースで103.25円の上昇。

今週の株式市場は底堅い動きが継続か。今週は何と言っても17~18日に開かれるFOMCでテーパリングが開始されるかに注目が集まる。実施されても来年に先送りされても、言われ始めてから時間がたっているので影響は一時的なものにとどまりそうだ。ただ、多くの人が波乱がないと考える時は、一転波乱になることもあるので楽観は禁物。

日経平均の上値抵抗としては、12月3日終値15,750円、5月のザラ場高値15,942円、心理的節目16,000円など。サポートとしては、25日移動平均線15,295円、心理的節目の15,000円、日足基準線14,910円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER16.38倍 PBR1.39倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:15,0000円~16,000円

更新日 2013年12月15日 株・個人投資家の喫茶店

2013年12月8日日曜日

2013年12月9日~12月13日の日経平均予想

一目均衡表日足2013年12月8日
先週の株式市場は、先物中心にポジション調整の売りに押されたが、個別株は底堅い動きを続ける銘柄も多く、地合いの強さは継続している。日経平均は週ベースで362.01円の下落となった。

今週の株式市場は、先物主導で波乱含みの展開が継続か。週末の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比20万3000人増と市場予想の18万人増を上回る良好な数字となった。これにより米国株は上昇したが、前日までは良好な経済指標は量的緩和策早期縮小懸念から売られていただけに、週明け以降も素直に買いが続くかは疑問。日本株は雇用統計を受けたリスクオンで再び円安に振れたことを好感し、週明けは買いが先行するが、その後は週末のメジャーSQに向け先物主導で荒い動きも想定される。上は12月3日の終値15,750円、下は15,000円の攻防。

日経平均の上値抵抗としては、12月3日終値15,750円、5月のザラ場高値15,942円、心理的節目16,000円など。サポートとしては、25日移動平均線15,037円、心理的節目の15,000円、日足基準線14,910円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.31倍 PBR1.39倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:15,000円~16,000円

更新日 2013年12月8日 株・個人投資家の喫茶店

2013年12月1日日曜日

2013年12月2日~12月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表2013年12月1日
先週の株式市場は、円安の進行やNYダウが連日で史上最高値を更新するなど良好な外部環境を支えに堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで280.15円の上昇。

今週の株式市場は先物主導で波乱含みの展開か。日経平均は1ヶ月で約1,300円上昇しRSIなど各種オシレーターは相場の過熱感を示唆している。先週金曜日に先物が荒い動きを見せたように、何かをきっかけに5月のようなカウンタートレードも入りやすくなっている。ただ、16,000円に近づけばオプションヘッジの先物買いを誘発し、更に鋭角的な上昇をする可能性もある。理屈では参加できない相場。

日経平均の上値抵抗としては、5月のザラ場高値15,942円、心理的節目16,000円。サポートとしては、日足転換線15,375円、心理的節目の15,000円、日足基準線14,878円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.59倍 PBR1.41倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:15,250円~16,250円

更新日 2013年12月1日 株・個人投資家の喫茶店

2013年11月24日日曜日

2013年11月25日~11月29日の日経平均予想

一目均衡表日経平均チャート(日足)2013年11月24日
先週の株式市場は、週前半は先週の急騰による反動からもたついた動きが続いたが、後半になると先物主導で再び勢いを取り戻した。日経平均は週ベースで215.80円の上昇。

今週の株式市場は、先物主導で理屈抜きの展開が継続か。相場の過熱感は否めないが、騰がるから買う、買うから騰がるの展開になっており、目先5月の高値15,942円などを目標とする動きが継続しそうだ。ただ、上昇ピッチが早まるほど急落するリスクも高くなっているのは忘れてはいけない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,500円、5月の高値15,942円など。サポートとしては心理的節目の15,000円、ボックス上限だった14,800円レベル、日足基準線14,803円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.45倍 PBR1.40倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:15,000円~16,000円

更新日 2013年11月24日 株・個人投資家の喫茶店

2013年11月17日日曜日

2013年11月18日~11月22日の日経平均予想

日経平均チャート(一目均衡表)2013年11月15日
先週の株式市場は、過剰流動性で好調な推移を続ける欧米株や円相場の下落を受け三角保ち合いを上放れ大幅高となった。日経平均は週ベースで今年最大となる1,079円の上げ幅となった。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。短期間の急騰で当然過熱感はあるが、CTAを中心とするファンドは値動きだけでファンダメンタルズなどは一切関係ないので、更に勢いを増してくる可能性もある。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,500円、5月の高値15,942円など。サポートとしては心理的節目の15,000円、先週まで上値抵抗となっていた14,800円レベル、日足基準線14,477円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.36倍 PBR1.39倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:14,750円~15,500円

更新日 2013年11月17日 株・個人投資家の喫茶店

2013年11月10日日曜日

2013年11月11日~11月15日の日経平均予想

一目均衡表チャート2013年11月10日
先週の株式市場は、週前半は好調な欧米株やトヨタの決算期待などから14,407円まで上昇したが、市場エネルギーに欠け週後半は失速した。日経平均は週ベースで114.77円の下落。

今週の株式市場は、上値の重い展開が継続か。週末のNY市場は、いいとこ取りの雇用統計を受け株高とドル高が進行。これを受け東京市場も週明けは買い先行の始まりとなろう。ただ、市場エネルギーも低く、更に上値を追っていく材料もないことから、今週も基本的に14,000~14,500円のレンジ内での取引が継続するものと思われる。ただ、ドル円が100円台に乗せれば先物主導で再度14,800円レベルにトライする可能性も。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限14,234円、日足基準線14,274円、25日移動平均14,046円、心理的節目14,500円、9月27日高値14,817円など。下値サポートとしては、足雲下限14,071円、心理的節目14,000円、10月8日~9日安値の13750円レベルなど。

東証1部全銘柄 予想PER15.91倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:14,000円~14,500円

更新日 2013年11月10日 株・個人投資家の喫茶店

2013年11月3日日曜日

2013年11月5日~11月8日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年11月1日
先週の株式市場は、米国株高と円安進行を受け大幅高で始まったが、その後は材料がない中、決算プレーが中心となり、週末は米国の金融緩和縮小の不透明感から軟調な展開となった。日経平均は週ベースで113.38円の上昇。

今週の株式市場は、上値の重い展開が継続か。国内企業の決算は決して悪くはないが、ある程度の上方修正は既に織り込まれているので、上値を追うインパクトには欠ける。各国ともマクロ指標より金融政策。好調な欧米株と円安がどこまで続くか。また、すぐに影響はないだろうが、国内では5日から空売り規制が緩和される。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限14,264円、日足基準線14,283円、25日移動平均線14,346円、心理的節目14,500円、9月27日高値14,817円など。下値サポートとしては、75日移動平均線14,168円、日足雲下限14,071円、心理的節目14,000円、10月8日~9日安値の13750円レベル。

東証1部全銘柄 予想PER16.10倍 PBR1.33倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:13,750円~14,750円

更新日 2013年11月3日 株・個人投資家の喫茶店

2013年10月27日日曜日

2013年10月28日~11月1日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年10月25日
先週の株式市場は、S&P500が史上最高値を更新したことで買い先行で始まった。政府機関の閉鎖で延期になっていた雇用統計は、市場予想を大幅に下回ったものの、量的金融緩和継続期待から米国株は堅調な推移を続けた。しかし、日本株は水曜日・金曜日の意味不明の先物売りで大幅反落となった。日経平均は週ベースで473.35円の下落。

今週の株式市場は、国内企業決算の本格化で上値の重い展開が継続か。東証1部は急落した日には売買代金が2兆円を超えるが、上昇する日の売買代金は1兆円5千億円程度が続いており、下では買いが入るが上値追いには慎重になっている。今週から決算も本格化することから、様子見ムードも一段と強まりやすく、薄商いのなか先物に振らされやすい展開が続きそうだ。週末の米国株が続伸していることから、目先14,000円割れは回避されそうだが、円高が進行したり米株が崩れるようなことがあれば、10月8日~9日安値の13750円レベルが意識される。ただ、需給面はそれほど悪くなく、戻すときも先物主導で早そうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線14,283円、25日移動平均線14,422円、心理的節目14,500円、9月27日高値14,817円など。下値サポートとしては、日足雲上限14,071円、日足雲下限14,069円、10月8日~9日安値の13750円レベル。

東証1部全銘柄 予想PER16.24倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:13,750円~14,750円

更新日 2013年10月27日 株・個人投資家の喫茶店

2013年10月20日日曜日

3年10月21日~10月25日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート2013年10月18日
先週の株式市場は、米国の財政協議を睨みながら膠着感の強い展開が続いたが、とりあえず問題を先送りにしたことで買い戻しが続いた。日経平均は週ベースで156.80円の上昇。

今週の株式市場は、膠着感の強い展開が継続か。目先の懸念材料はなくなったが、買い上がる材料にも乏しい。22日には政府機関の閉鎖で延期となっていた米雇用統計の発表、週後半からは国内企業決算の本格化など様子見ムードも強まりやすい。雇用統計で波乱がなければ9月27日高値14,817円が意識される。

日経平均の上値抵抗としては、9月27日高値14,817円、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、25日移動平均線14,408円、日足基準線14,283円、75日移動平均線14,153円、日足雲上限14,071円など

東証1部全銘柄 予想PER16.62倍 PBR1.35倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:14,200円~14,900円

更新日 2013年10月20日 株・個人投資家の喫茶店

2013年10月13日日曜日

2013年10月15日~10月18日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年10月11日
先週の株式市場は、米国の財政問題を受け週前半は下値を試しに行ったが、9月3日の窓埋めレベルで下げ止まった。週後半になると財政問題の解決が近いとの楽観的なムードが広がり、日米とも買い戻しに拍車がかかった。日経平均は週ベースで380.43円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き米国の財政問題睨みとなる。買い戻しがどの程度続くかだが、決着する前に既に戻しているので、政府機関の再開やデフォルト回避を改めて好感するかは疑問。合意が一時的な問題の先送りにとどまれば売り直される可能性も考えておきたい。まずは節目の14,500円を固められるかに注目だが、どちらにしろ米国次第。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、9月27日高値14,817円など。下値サポートとしては、日足基準線14,283円、75日移動平均線14,093円、心的節目14,000円、日足雲上限13,856円、日足雲上限13,725円(9月3日の窓埋めレベル)など。

東証1部全銘柄 予想PER16.49倍 PBR1.34倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:13,800円~14,800円

更新日 2013年10月13日 株・個人投資家の喫茶店

2013年10月6日日曜日

2013年10月7日~10月11日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年10月6日
先週の株式市場は、9月の急騰で過熱感のあったところに、米国の政府機関の閉鎖と17日に迫る債務上限問題が重しとなり反落。TOPIXは昨年7月以来の6日続落となった。日経平均は週ベースで735.76円の下落。

今週の株式市場は、米国の議会動向を睨みながら上値の重い展開が継続か。2011年のようにギリギリまでチキンレースを続け決着という流れだろうが、債務不履行(デフォルト)になる可能性もまったくゼロではないので、議会がもめている間は、円は強含みで推移し、株式市場も下方圧力がかかりやすい状態が続く。ただ、民主党と共和党が合意してしまえばそれで終わりの悪材料でもあり、また日経平均は先週の下落で過熱感も和らいだことから、ここから一方的に下を売り込んでいくこともできない。9月3日に空けた窓、13,700円(日足雲下限)レベルが目先の下値メドか。

日経平均の上値抵抗としては、25日移動平均線14,270円、心理的節目の14,500円、9月27日高値14,817円など。下値サポートとしては、日足基準線14,003円、心的節目14,000円、日足雲上限13,752円、日足雲下限13,726円(9月3日の窓埋めレベル)など。

東証1部全銘柄 予想PER16.08倍 PBR1.31倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:13,600円~14,500円

更新日 2013年10月6日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月29日日曜日

2013年9月30日~10月4日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート2013年9月27日
先週の株式市場は、小幅に続伸となった。週の前半は、短期的過熱感や米国の債務上限問題で米国株が軟調に推移したことで利益確定売りが先行したが、日銀が権利落ちをまたいで3日連続でETFを買い入れたこともあり、下げ幅は限定的だった。日経平均は週ベースで17.65円の上昇。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。需給は締まっているが相場の過熱感は解消されておらず、為替の動きを睨みながら不安定な動きとなりそうだ。リスク要因としては、米国の債務上限問題やイタリアの政局不安による欧州債務危機の再燃。

日経平均の上値抵抗としては、7月19日高値14,953円、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、日足転換線14,525円、心理的節目の14,500円、日足基準線14,003円日足雲上限13,876円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.76倍 PBR1.36倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:14,250円~15,000円

更新日 2013年9月29日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月22日日曜日

2013年9月24日~9月27日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年9月20日
先週の株式市場は続伸。注目のFOMCは、市場予想に反し量的緩和縮小が見送りになり、米国は長期金利の急上昇、株高、ドル安と素直な反応となった。日本株は円高があまり進まなかったことから米国より堅調な展開となった。日経平均は週ベースで337.75円の上昇。

今週の株式市場は、オシレーターの過熱感と好需給の綱引き。先週末にセントルイス地区連銀のブラード総裁が、10月のFOMCで量的緩和の縮小に踏み切ることもあり得るとの見方を示したことで、週末のNYダウは185ドル安となった。しかし、10月には追加緩和を見送る一因となった米政府の債務上限問題が控えているので、そんなことは90%あり得ないだろう。22日のドイツ連邦議会選挙は、マーケット的にはほぼノーマークだが、野党が躍進するようだとその後の連立協議の難航が予想され、マーケットにはマイナス要因となる。国内は権利付き最終売買日を25日に控え、それまでは配当取りなどの動きも見られると思われるが、証券優遇税制が今年で終わることで、その後は大株主が徐々に持ち株を処分する懸念がある。

日経平均の上値抵抗としては、7月19日高値14,953円、心理的節目の14,500円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,500円、日足転換線14,467円、日足雲上限14,054円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.79倍 PBR1.362倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:14,400円~15,000円

更新日 2013年9月22日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月15日日曜日

2013年9月17日~9月20日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート2013年9月13日
先週の株式市場は続伸。2020年のオリンピック開催地が東京に決まったことで関連銘柄を中心に大幅高で始まり、その後も底堅い動きを続けた。また、シリアへの軍事介入が当面回避される見通しとなったことで、世界的にリスクオンの動きとなったのも後押しとなった。日経平均は週ベースで543.86円の上昇。

今週の株式市場は、FOMCの前後で不安定な動きが予想される。17-18日に開催されるFOMCでのQE3のテーパリング(緩和縮小)は既に織り込み済みだが、マーケットがどのような反応を見せるのかは分からない。特に米長期金利の動きに注目。現状、大きな動きになるとは思えないが、アルゴリズムが走ったりすれば、波乱になる可能性も否定出来ない。シリア問題で米露が合意したのはプラス。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、7月19日高値14,953円など。下値サポートとしては、日足雲上限14,119円、日足基準線13,875円、75日移動平均線13,790円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.29倍 PBR1.32倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:14,000円~14,800円

更新日 2013年9月15日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月8日日曜日

2013年9月9日~9月13日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年9月6日
先週の株式市場は反落。シリアへの軍事介入の判断が先送りされたことによるリスクオフの巻き戻しや、五輪の東京招致期待も後押しとなった。日経平均は週ベースで471.95円の上昇。

今週の株式市場は、上値を試す展開か。注目の五輪招致は東京の圧勝で決まり、月曜日はご祝儀相場となりそうだ。また、週明けには4-6月期の実質GDP成長率2次速報値が発表される。上方修正されることはすでに織り込み済みだが、消費税増税に向け大きな判断材料となるので注目される。リスク要因はシリアを巡る地政学リスク。こちらは霧が晴れるにはまだ時間がかかりそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限14,065円、日足雲上限14,179円、心理的節目14,500円など。下値サポートとしては、日足基準線13,827円、75日移動平均線13,779円、心理的節目13,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,750円~14,750円

更新日 2013年9月8日 株・個人投資家の喫茶店

2013年9月1日日曜日

2013年9月2日~9月6日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年8月30日
先週の株式市場は反落。米国の量的緩和縮小を巡る不透明感やシリア情勢の緊迫化を受け軟調な展開となった。日経平均は週ベースで271.69円の下落。

今週の株式市場は、シリア情勢を睨みながら上値の重い展開が継続か。アメリカのシリアへの軍事介入は議会の承認を求めることが決まり、9月中旬に先送りされた。これにより不透明感がしばらく残り、原油価格の高止まりが株式市場の重しとなりそうだ。経済指標では、米国で3日に発表されるISM製造業景況感指数、6日の雇用統計に注目が集まる。日経平均は、心理的節目の13,500円を中心に、上は日足基準線がレジスタンスとなり、下は心理的節目の13,000円がサポート。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の13,500円、日足基準線13,827円、75日移動平均線13,865円、日足雲下限13,865円など。下値サポートとしては、心理的節目の13,250円や13,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.28倍 PBR1.24倍 予想配当利回り1.75%

今週の予想レンジ:13,000円~13,800円

更新日 2013年9月1日 株・個人投資家の喫茶店

2013年8月25日日曜日

2013年8月26日~8月30日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年8月23日
先週の株式市場は小幅に続伸。アメリカの量的緩和縮小開始時期を巡る不透明感から米国株が軟調に推移し、新興国市場も資金流出懸念から売られた。日経平均は6月28日の窓を埋める13,250円まで下げる場面もあったが、週末は米・欧・中の経済指標の改善や円安の進行などを受け大幅高となった。日経平均は週ベースで10.44円の上昇。

今週の株式市場は、9月の各種重要イベントを前に方向感のない展開が継続か。アメリカの量的緩和縮小を見据えたリスクオフの動が一部の新興国市場で顕在化しており、引き続き神経質な動きが続きそうだ。日本株は日米金利差拡大による円安が相場を支えるが、米国債だけでなくJGBの動きにも注意を払いたい。

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線13,964円、心理的節目14,000円、日足雲下限14,405円、日足基準線14,096円、日足雲上限14,179円など。下値サポートとしては、週足基準線13,598円、心理的節目13,500円、8月21日安値13,250円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,500円~14,250円

更新日 2013年8月25日 株・個人投資家の喫茶店

2013年8月18日日曜日

2013年8月19日~8月23日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年8月16日
先週の株式市場は小幅に反発。4-6月期のGDP速報値が市場予想を下回ったことで節目の13,500円を割り込んでのスタートとなったが、一段と売り込む流れにはならず徐々に落ち着きを取り戻した。その後、安倍首相が法人税の実行税率の引き下げを検討するよう関係府省に指示したとの報道で14,000円台を回復する場面もあったが、週末はさえない米国株や閣僚から法人税引き下げに消極的な発言がでたことで上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで34.92円の上昇。

今週の株式市場は、政府要人の発言に一喜一憂する相場が継続か。お盆休みが明けて徐々に参加者も戻ってくるが、米国の金融政策、エジプト情勢の緊迫化、国内は消費税増税の行方など様子見材料も多い。現物は売られないまでも買われなくなっており、今週もCTAを中心とした先物の短期売買に振らされやすい状態が続きそうだ。ひたすら上昇してきた米国株も高値圏で動きがおかしくなっており、外部環境の変化にも注意が必要。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限13,772円、75日移動平均線13,991円、心理的節目14,000円、日足雲上限14,179円、日足基準線14,192円など。下値サポートとしては、週足基準線13,559円、心理的節目13,500円、6月28日窓埋めレベル13,250円、心理的節目13,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.78倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,000円~14,000円

更新日 2013年8月18日 株・個人投資家の喫茶店

2013年8月11日日曜日

2013年8月12日~8月16日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年8月9日
先週の株式市場は大幅に反落。市場予想を下回った米雇用統計を受け円高・株安の流れで始まり、その後もFRB高官の相次ぐタカ派発言などから円高が進行し軟調な展開が続いた。また、夏休みで市場参加者が少ない中、先物に少しまとまった売りが出ると大きく乱高下するなど不安定な状態になっている。日経平均は週ベースで850.97円の下落となった。

今週の株式市場は、薄商いの中ボラタイルな展開が継続か。1週間で850円下落したことで自律反発も期待できるが、それも為替次第と言ったところ。週足基準線13,504円を維持できないと6月28日に開けた窓埋め(13,250円レベル)が意識される。薄商いのなか先物主導による乱高下に引き続き注意が必要となる。週明け12日に発表される4-6月のGDP速報は、今後の消費税論議の行方を占う上で注目が集まる。

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線13,993円、心理的節目14,000円、日足雲上限14,179円、日足基準線14,241円など。下値サポートとしては、日足雲下限13,376円、週足基準線13,504円、心理的節目13,500円、6月28日窓埋めレベル13,250円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 PBR1.28倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:13,250円~14,250円

更新日 2013年8月11日 株・個人投資家の喫茶店

2013年8月4日日曜日

2013年8月5日~8月9日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年8月2日
先週の株式市場は反発。週初は1ドル97円台まで円高が進行したことで大幅安のスタートとなったが、週後半は主要国の経済指標の改善や円相場の落ち着きを受け買い戻しが優勢になった。日経平均は週ベースで336.18円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。基本的に為替相場に大きく左右される展開が続くが、大きな波乱も考えづらい。国内決算発表もピークを越え視線は徐々にマクロ指標に。世界的にリスクオンの状態になっており、オプションSQに向け先物主導で15,000円にトライする可能性もありそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、14,750円、15,000円など。下値サポートとしては、日足雲上限14,179円、心理的節目の14,000円、75日移動平均線13,954円、日足基準線13,913円、週足基準線13,495円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.65倍 PBR1.34倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:14,000円~15,000円

更新日 2013年8月4日 株・個人投資家の喫茶店

2013年7月28日日曜日

2013年7月29日~8月2日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年7月26日
先週の株式市場は反落。参院選は予想通り自公が圧勝したが、既に織り込み済みであったことから反応は限定的だった。それでも週半ばまでは堅調な展開を続けていたが、キヤノンのネガティブ決算や週末に円高が進行したこともあり、日経平均は週ベースで83.66円の反落。下落は6週間ぶり。

今週の株式市場は、決算発表を睨みながら不安定な動きが継続か。今週は本格化する日本企業の4-6月期決算発表が注目される。ここまでの決算発表を見ると市場の期待値が高すぎたこともあり、主力株は発表後ネガティブな反応になるものが多い。もっとも第一四半期が終わったところでは、毎年コンサバティブな内容になるのはいつものことなので、やや過剰反応気味とも言える。海外要因としては、7月30-31日に開催されるFOMC後の声明文を受け、NY株式市場や為替がどう動くのかも注目される。目先は75日移動平均の13,915円や日足基準線13,828円がサポートとして意識され、上は先週木曜日までサポートだった14,500円レベルが目先のレジスタンス。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限14,179円、心理的節目の14,500円、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,000円、75日移動平均線13,915円、日足基準線13,828円、日足雲下限13,590円、週足基準線13,347円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.33倍 PBR1.31倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:13,600円~14,600円

更新日 2013年7月28日 株・個人投資家の喫茶店

2013年7月21日日曜日

2013年7月22日~7月26日の日経平均予想

日経平均(日足)2013年7月19日
先週の株式市場は続伸。週末に不安定になる場面もあったが、NYダウの連日での史上最高値更新や概ね好調な米企業決算を受け堅調に推移した。日経平均は週ベースで83.66円の上昇。上昇は5週連続。

今週の株式市場は、参院選挙の結果を受けボラタイルな展開が予想される。自民単独過半数による円安加速で一気に5月の高値を目指す可能性、材料出尽くしで下がる可能性、どちらも考えられるが、いったん上に振ってくる可能性のほうが高いと思われる。ただ、既に株価水準に割安感はなく、金曜日のように突然不安定になることを考慮に入れながらのトレード。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,000円、日足雲上限13,874円、75日移動平均線13,784円、日足基準線13,685円、日足雲下限13,621円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.91倍 PBR1.35倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:14,200円~15,200円

更新日 2013年7月21日 株・個人投資家の喫茶店

2013年7月14日日曜日

2013年7月16日~7月19日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート2013年7月12日
先週の株式市場は続伸。バーナンキFRB議長が当面の金融緩和の継続と、更なる緩和策の必要性まで示唆したことで一時ドル安円高が加速したが、米国株が大幅高となり円高の悪影響を相殺した。日経平均は週ベースで196.28円の上昇。上昇は4週連続。

今週の株式市場は、14,500円を挟んでの揉みあいか。テクニカル上の節目を次々に抜け、次は心理的節目の15,000円や5月の高値が視野に入ってきた。ただ、オシレーター指標は過熱感を示唆している。5月のように突然不安定になる可能性はあるが、SQも通過し今週は選挙前ということで(自公の圧勝は織り込まれているが)比較的おとなしい動きになるのではないか。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,000円、日足雲上限13,888円 日足雲下限13,874円、75日移動平均線13,661円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.77倍 PBR1.34倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:14,100円~14,900円

更新日 2013年7月14日 株・個人投資家の喫茶店

2013年7月7日日曜日

2013年7月8日~7月12日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年7月5日
先週の株式市場は、日銀短観の上振れやドル円相場が再び円安基調に戻り100円台に乗せたことから、週を通して堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで632円上昇。上昇は3週連続となり、その間の上げ幅は1,623円に達してる。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。週末の米雇用統計を受けドル円は101円台まで円安が進んでおり、週明けも底堅い動きが見込まれる。欧州や中国は依然波乱要因だが、為替市場で更に円安が進めば、12日のオプションSQに向け先物主導で14,500円、15,000円への仕掛けも意識される。参院選での与党圧勝は既に相場に織り込まれた感じ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,500円、日足雲上限14,737円、心理的節目15,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の14,000円、日足雲下限13,874円、75日移動平均線13,534円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.58倍 PBR1.33倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:13,750円~15,000円

更新日 2013年7月7日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月30日日曜日

2013年7月1日~7月5日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年6月28日
先週の株式市場は、中国の金融システム不安を背景に週前半は軟調な展開となったが、後半はアメリカのQE早期縮小懸念が後退し大幅高となった。日経平均は週ベースで447.19円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。先週末に25日移動平均線、75日移動平均線と言ったテクニカル上の節目を一気に上回り買いが優勢になっている。ドル円が100円を超えてくれば、先物主導で14,000円を捉えに行く可能性も高い。ただ、中国の金融システム不安はいつ蒸し返されてもおかしくなく、米国株もいいとこ取りで上昇しているに過ぎない点は注意が必要だろう。まずは75日移動平均線を固められるかに注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線13,712円、日足雲下限13,874円、日足雲上限14,718円。下値サポートとしては、75日移動平均線13,419円、25日移動平均線13,291円、心理的節目13,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.81倍 PBR1.30倍 予想配当利回り1.73%

今週の予想レンジ:13,000円~14,000円

更新日 2013年6月30日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月23日日曜日

2013年6月24日~6月28日の日経平均予想

日経平均(日足)チャート 2013年6月21日
先週の株式市場は、SQ通過による需給改善とFOMC後の円安を受け堅調な推移となった。注目されていたFOMCは、量的緩和縮小に向けかなり踏み込んだものとなり、高値圏の米国株は売られる展開となった。しかし、日本株は懸念されていたリスクオフの円高にならなかったことで買い戻された。日経平均は週ベースで543.61円の上昇。

今週の株式市場は、円安基調を受け戻りを試す展開か。まだ現物の売買代金が回復しておらず、先物主導で振らされやすい状況には変わりないが、為替が円安基調に戻ったことで下値不安は後退している。まずは、目先のレジスタンスである75日移動平均線を上回りサポートに変えたいところ。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限13,311円、75日移動平均線13,345円、心理的節目の13,500円、25日移動平均線13,679円など。下値サポートとしては、心理的節目の13,000円、月足雲上限12,648円、心理的節目の12,500円、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円の半値押し12,281円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.32倍 PBR1.23倍 予想配当利回り1.77%

今週の予想レンジ:12,750円~13,750円

更新日 2013年6月23日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月16日日曜日

2013年6月17日~6月21日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年6月14日
先週の株式市場は、米雇用統計を受け大幅高で始まったものの、日銀の金融政策決定会合で長期金利の上昇に対して新たな施策が出なかったことが失望され下げに転じた。日経平均は週ベースで191.01円の下落。

今週の株式市場は、自律反発期待も為替次第。今週は18~19日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目材料となる。先週末にウォール・ストリート・ジャーナルが、来週のFOMC後に、バーナンキ議長が投資家のQE縮小懸念を払しょくするだろうと伝えたことで、現在、QEの早期縮小観測は後退している。ただ、米国株は高値圏にあることから、縮小先送りがあらためて好感されるかは疑問。日本株が上昇するには、QE縮小観測後退によるリスクオンで為替が再び円安に向かうかにかかっている。日経平均は、先週いったん回復した75日移動平均線を早期に回復したいところ。もたつくようだと売買代金も細っていることから、12,000円割れに向かう方が抵抗が少ない。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限12,906円、心理的節目13,000円、75日移動平均線13,238円、日足雲上限13,679円など。下値サポートとしては、月足雲上限12,648円、心理的節目12,500、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円の半値押し12,281円、心理的節目12,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.71倍 PBR1.18倍 予想配当利回り1.84%

今週の予想レンジ:12,000円~13,600円

更新日 2013年6月16日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月9日日曜日

2013年6月10日~6月14日の日経平均予想

日経平均(日足)2013年6月7日
先週の株式市場は、連日の荒い値動きのなか下値を切り下げる展開となった。米国のQE縮小観測やドル円が節目の100円を割れたことがリスクオンの巻き戻しに繋がった。日経平均は週ベースで897.01円の下落。

今週の株式市場は、不安定な動きが継続か。注目の米雇用統計は強からず弱からずで米国株は大幅高となった。この結果を受け週明けはCMEの清算値13,220円にサヤ寄せしての始まりが予想される。ただ、投げきれていないだけに円の戻りが鈍いようだと上値は重くなると思われる。また、これでQE縮小観測が払拭されたわけではなく、市場の関心は19日のバーナンキ議長の会見へと移って行くだろう。日本では10日~11日に日銀の金融政策決定会合が開催され、黒田総裁の会見に注目が集まる。オシレーター的には売られ過ぎを示唆しているが、今回の上昇局面でオシレーターがまったく機能しなかったように過信は禁物である。下に振れた場合は、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円の半値押し12,281円が目安となるが、米雇用統計を受けこの懸念は遠のいた。まずは週明け上昇し、75日移動平均レベルを固められるかに注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目13,000円、75日移動平均線13,110円、日足雲上限13,240円、心理的節目13,500円、25日移動平均線14,316円など。下値サポートとしては、週足基準線12,715円、月足雲上限12,648円、日足雲下限12,524円、半値押しの12,281円など。

東証1部全銘柄 予想PER14.71倍 PBR1.18倍 予想配当利回り1.86%

今週の予想レンジ:12,500円~13,800円

更新日 2013年6月9日 株・個人投資家の喫茶店

2013年6月2日日曜日

2013年6月3日~6月7日の日経平均予想

日経平均(日足)2013年6月2日
先週の株式市場は、23日の急落を引きずり不安定な動きが継続した。週明けの27日に終値で25日線を割り込み、その後ザラ場では戻す場面もあったが、木曜日には再び700円を超える急落に見舞われた。日経平均は週ベースで837.91円の下落。

今週の株式市場は、不安定な相場が継続か。先週は25日移動平均線を明確に割り込み、50日線で一旦自律反発となったが、相場は依然不安定な状態が続いている。東証一部の売買代金は急落前と比べ細り気味になっており、参加者は乱高下する相場に腰が引け始めている。また、既に織り込んでいるとは言え、今週から先物・オプションの証拠金(SPAN証拠金)が引き上げとなる影響も読みづらい。週末にかけては米雇用統計が控えていることから、様子見姿勢が強まりやすく、先物へのちょっとした仕掛けが波乱を生みやすい。円安で引っ張られてきた相場だけにドル円が節目の100円を割り込んでくるようだと、2012年11月13日安値8,619円~5月23日高値15,942円のフィボナッチ数38.2%押しの13,145円を意識する展開も考えられる。ただ、下げ始めてからまだ間もない相場なので上への抵抗も少ない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目14,000円、25日移動平均線14,418円、日足基準線14,724円など。下値サポートとしては、50日移動平均線13,651円、心理的節目の13,500円、38.2%押しの13,145円、日足雲上限13,008円、75日移動平均線12,974円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.86倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:12,900円~14,200円

更新日 2013年6月2日 株・個人投資家の喫茶店

2013年5月26日日曜日

2013年5月26日~5月31日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年5月24日
先週の株式市場は、週の半ばまでは円安や堅調な欧米市場を受け高値を更新したが、木曜日には先物にサーキット・ブレーカーが発動する急落となり、金曜日もザラ場の値幅が1,000円を超えるなど不安定な動きが継続した。日経平均は週ベースで525.67円の下落。

今週の株式市場は、ボラタイルな展開が継続か。異常なペースで騰がり続けた反動が出ただけとも言えるが、歴代10位の下落率はインパクトが強かった。大型連休が明けてからは、東京市場のマネーゲーム化が強まっており、理屈や水準感で売り買いする相場ではなくなっていた。今週も先物のアルゴリズムを使った高速売買が相場の主役となり、上下どちらに振れるかは予断を許さない。また、テクニカル的な節目を狙って仕掛けも入るので注意したい。ただ、市場参加者のセンチメントに関しては、急落のショックはあっても、わずか1日だけの下落なので悪化するまでには至っておらず(100円ずつ10日下げる方がセンチメンは悪化する)依然として上方向へのバイアスの方が強い。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線14,962円、心理的節目の15,000円、22日の終値15,627円など。下値サポートとしては、日足基準線14,474円、25日移動平均線14,303円、心理的節目14,000円50日移動平均線13,483円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.65倍 PBR1.33倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:13,900円~15,300円

更新日 2013年5月26日 株・個人投資家の喫茶店

2013年5月19日日曜日

2013年5月20日~5月24日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年5月19日
先週の株式市場は、米国株の高値更新やG7財務相・中央銀行総裁会議で円安批判が出なかったことも追い風に堅調な展開が続いた。日経平均は週ベースで530.58円の上昇。

今週の株式市場は、引き続き上値を試す動きが継続か。週末の米国株が史上高値を更新し、ドル円も103円台に乗せてきていることから、週明けも買いが先行しそうだ。日経平均は、日足転換線をサポートに強い上昇トレンドが継続しており、突発的な悪材料でも出ない限り、なかなか崩れそうにない。ただ、月足ベースでの移動平均線からの乖離率は既に2005年を大きく上回っており、幾らなんでもペースが早すぎる感は否めない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,500円。下値サポートとしては、心理的節目の15,000円、SQ値の14,601円、日足転換線14,555円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.53倍 PBR1.40倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:14,750円~15,500円

更新日 2013年5月19日 株・個人投資家の喫茶店

2013年5月12日日曜日

2013年5月13日~5月17日の日経平均予想

2013年5月12日日経平均チャート(日足)
先週の株式市場は、米雇用統計が市場予想を上回ったことを受け、週初から大幅高でスタートした。その後も堅調な展開を続け、週末にはドル円が節目の100円を超えたことから、一段高となった。日経平均は週ベースで913.5円の上昇。

今週の株式市場は、高値追いの展開か。現在、2008年の戻り高値14,600円レベルにきているが、休み明けに更に円安が進めば15,000円乗せも十分。バブルと割り切り掴まるところまで参加するか、何もしないかの選択。上昇モメンタムが衰えを見せない中、逆張りでの安易な空売りは危険。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の15,000円。下値サポートとしては、SQ値の14,601円、日足転換線14,137円、心理的節目の14,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER19.08倍 PBR1.41倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:14,250円~15,000円

更新日 2013年5月12日 株・個人投資家の喫茶店

2013年5月5日日曜日

2013年5月6日~5月10日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年5月5日
先週の株式市場は、連休の谷間で参加者が少ない中、米国のさえない経済指標などを受けポジション調整の売りに押され、アベノミクス相場が始まってから初の4日続落となった。ただ、個人が中心の新興市場などは活況で大きく上昇した。日経平均は週ベースで190.09円の下落。

今週の株式市場は、高値追いの展開か。日本が連休の間、米雇用統計が市場予想を上回ったことで円安・株高が進行し、CMEの清算値は14,000円を大きく上回っている。月曜日の米国市場がどう動くかは分からないが、このままいけば連休明けはヘッジ売りが一気に買い戻され、窓を開けて年初来高値を更新する公算が高い。上に節目らしい節目はないが、2008年の戻り高値14,600円レベルが当面レジスタンスとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,250円、14,500円など。下値サポートとしては、心理的節目の13,500円、日足転換線13,585円など。

東証1部全銘柄 予想PER19.47倍 PBR1.38倍 予想配当利回り1.60%

今週の予想レンジ:13,750円~14,500円

更新日 2013年5月5日 株・個人投資家の喫茶店

2013年4月28日日曜日

2013年4月29日~5月2日の日経平均予想

日経平均(日足)2013年4月28日
先週の株式市場は、G20で円安批判がなかったことで、週明けから大きく窓を開けての上昇となった。ドル円が100円を前に再び足踏み状態となったが、株式市場は週末まで強い動きが継続した。日経平均は週ベースで567.65円の上昇。

今週の株式市場は、14,000円を前に足踏みか。今週は連休の谷間で株式市場は3営業日となる。市場参加者が減少するなか個別銘柄での決算プレーが中心となろう。海外では4月30日~5月1日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれ、為替の動き次第で上下に反乱要因となる。

ウォール街の格言に Sell in May and go away (5月に売りどこかへ行け) というがある。日本も例年ゴールデンウィーク後は、ヘッジファンドの中間決算に伴うアンワインドで相場が下がるケースが多い。今年はどうなるか。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の14,000円。下値サポートとしては、心理的節目の13,500円、日足転換線13,494円など。

東証1部全銘柄 予想PER23.05倍 PBR1.42倍 予想配当利回り1.59%

今週の予想レンジ:13,500円~14,000円

更新日 2013年4月28日 株・個人投資家の喫茶店

2013年4月21日日曜日

2013年4月22日~4月26日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年4月21日
先週の株式市場は、前週に急騰した反動や円安一服を受け上値の重い展開になった。ただ、押し目買い意欲も旺盛で下値も限定的だった。日経平均は週ベースで168.66円の下落。

今週の株式市場は、週前半は上値を試す展開。金曜日の株式市場が引けてから円安が進行したことで、週明けはSQ値の13,608円が意識される。ドル円が100円を超えてくるようだと、ストップロスを巻き込みながら一段の円安が見込まれ、日経平均も為替に連動した買いで14,000円が視野に入ってくる。ただ、週末にかけては、大型連休や国内決算発表を前にポジション調整の売りも出やすく、徐々に上値が重くなる展開か。

日経平均の上値抵抗としては、12日のSQ値13,608円、心理的節目の14,000円。下値サポートとしては、心理的節目の13,000円、日足基準線12,687円、月足雲上限12,648円など。

東証1部全銘柄 予想PER23.87倍 PBR1.38倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:13,250円~14,000円

更新日 2013年4月21日 株・個人投資家の喫茶店

2013年4月14日日曜日

2013年4月15日~4月19日の日経平均予想

日経平均チャート(月足)2013年4月
先週の株式市場は、日銀の異次元の金融緩和効果が継続し高値追いとなった。米国株も連日でダウが史上最高値を更新した。日経平均は週ベースで651円の上昇。

今週の株式市場は、上値の重い展開か。日銀の金融緩和後の急騰に伴う反動やドル円相場も100円を前に足踏み状態となっていることから、利益確定売りに押されやすい。ただ、押し目買い意欲も旺盛で、朝鮮半島で地政学リスクが発生しなければ、深い押しにはならないと思われる。

日経平均の上値抵抗としては、12日のSQ値13,608円。下値サポートとしては、心理的節目の13,000円、月足雲上限12,648円など。

東証1部全銘柄 予想PER24.30倍 PBR1.40倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:13,000円~13,700円

更新日 2013年4月14日 株・個人投資家の喫茶店

2013年4月7日日曜日

2013年4月8日~4月12日の日経平均予想

日経平均チャート(月足)2013年4月5日
先週の株式市場は、欧州不安や短観が物足りない内容だったことから、一時節目の12,000円を割り込む場面も合った。しかし、金融政策決定会合で市場予想を上回る金融緩和策が打ち出されたことで週末は円安・株高が進行した。日経平均は火曜日の安値11,805円から金曜日の高値13,225円まで1,420円の急騰とボラタイルな展開となった。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。為替も株も節目を抜け、円安・株高のトレンドは続きそうだが、先週末に債券先物がサーキットブレーカーを2回発動するなど、あちこちに歪もでている。日銀による異次元の金融緩和で常識では測れない相場に突入している。米国や欧州に遅れること4年、日本もようやく大胆な金融緩和にかじを切った訳だが、この遅れが将来デフレ解消だけでは収まらない可能性もありそうです。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の13,500円、下値サポートとしては、月足雲上限12,648円、心理的節目の12,500円、日足基準線12,309円など。

東証1部全銘柄 予想PER22.63倍 PBR1.31倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:12,500円~13,500円

更新日 2013年4月7日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月31日日曜日

2013年4月1日~4月5日の日経平均予想

日経平均チャート(日足)2013年3月31日
先週の株式市場は、キプロスの支援合意を受け月曜日は大幅高となったが、大口の預金者に大きな負担を求めたキプロス救済策が「ひな型」になるとの発言やイタリアの政局不安などからユーロが軟調となり、日経平均の上値を押さえた。日経平均は週ベースで53.95円の上昇。

今週は1日に短観、3日~4日にかけては金融政策決定会合が開かれる。黒田新体制でのデフレ脱却に向けた大胆な金融緩和がついに実行に移される訳だが、為替も株式市場も11月から引っ張っている材料なので、既出の緩和策以外に新たなサプライズを伴わないと一旦は材料出尽くしになる可能性が高いと思われる。外国人が3月3週から売り越しに転じる一方で、個人の信用買い残は引き続き増加している。今週の金融政策決定会合を受けた後、外国人が再び買いに転じれば、個人も信用の回転が効き好需給の相場が継続するが、売りを加速させるようだと、調整ムードが強まることになる。月足雲上限12,648円が引き続きレジスタンス。

日経平均の上値抵抗としては、月足雲上限12,648円、心理的節目の13,000円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,913円など。

東証1部全銘柄 予想PER21.94倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:11,900円~12,600円


更新日 2013年3月31日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月24日日曜日

2013年3月25日~3月29日の日経平均予想

日経平均チャート月足2013年3月24日
先週の株式市場は、キプロス・ショックから利益確定売りが先行したが、その後は落ち着きを取り戻し、日経平均は木曜日に昨年来高値を更新した。しかし、週末に再び売られるなど、日経平均は日々3桁の変動となった。日経平均は週ベースで222.42円の下落。

今週の株式市場は、買い継続も不安定な動きか。月足雲上限12,648円を前に不安定な動きになっている。権利付き最終売買日は26日で、週前半は優待や高配当銘柄に注目が集まりそうだ。昨年は権利付き最終売買日に日経平均は天井をつけていることもあり、やや注意が必要か。

日経平均の上値抵抗としては、月足雲上限12,648円、心理的節目の13,000円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,813円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER21.89倍 PBR1.27倍 予想配当利回り1.72%

今週の予想レンジ:12,000円~12,750円


更新日 2013年3月24日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月17日日曜日

2013年3月18日~3月22日の日経平均予想

日経平均月足チャート2013年3月17日
先週の株式市場は、週前半は高値警戒感から上値の重い展開が続いた。しかし、米国株が連日で史上最高値を更新したことや、日銀人事やTPP参加などを蒸し返し、週末にかけ再び買いが優勢となった。日経平均は週ベースで277.33円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。相場の過熱感は言うまでもなく、一部でバブル的な動きになっているのは注意が必要だが、行けるところまで行くと言う雰囲気が強く、今週も多少の悪材料は無視されてしまいそうだ。目先は月足雲上限の12,648円を超えて行けるかがポイントになる。押した場合は、SQ値の12,073円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、月足雲上限12,648円、心理的節目の13,000円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,813円など。

東証1部全銘柄 予想PER21.93倍 PBR1.29倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:12,000円~12,750円

更新日 2013年3月17日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月10日日曜日

2013年3月11日~3月15日の日経平均予想

日経平均月足チャート2013年3月10日
先週の株式市場は、米国株が史上最高値を更新したことや、円安進行から週を通して買いが優勢となった。また、ファーストリテイリングが急騰したことで、日経平均は250円ほど押し上げられた。日経平均は週ベースで677.24円の上昇。

今週の株式市場は、底堅い展開が継続か。相場の過熱感は否めないが、ここにきて一段と円安が進行しており、為替に連動した先物買いが上昇ピッチを早めている。日経平均は、テクニカル的な節目を抜け、価格帯出来高も真空地帯に入っている。上値も軽くなっているが、逆に動いた時も値幅が出るのでその点は注意が必要だろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の12,500円、月足雲上限12,648円など。下値サポートとしては、SQ値の12,073円、心理的節目の12,000円、日足基準線11,646円など。

東証1部全銘柄 予想PER21.32倍 PBR1.25倍 予想配当利回り1.76%

今週の予想レンジ:11,750円~12,500円

更新日 2013年3月10日 株・個人投資家の喫茶店

2013年3月3日日曜日

2013年3月4日~3月8日の日経平均予想

日経平均チャート2013年3月3日
先週の株式市場は、米国株高、日銀総裁人事、TPP参加などを好感し週明けは買いが先行した。しかし、火曜日にはイタリアの総選挙の結果を受け、一転大幅安となるなど目まぐるしい展開となった。ただ、その後は好調な米経済指標やイタリア国債の入札が順調だったことを受け、徐々に落ち着きを取り戻した。日経平均は週ベースで220.44円の上昇。

今週の株式市場は、メジャーSQに向けボラタイルな展開か。日本は「アベノミクス」の効果が衰えておらず、海外からの多少の悪材料は、すべて押し目買いの好機となっている。米国での「歳出の強制削減」は現時点では、さほど問題視されておらず、NYダウが史上最高値付近での動きとなっているのも追い風。投資家の脇が甘くなってきている感は否めないが、8日のメジャーSQに向け11,750円、海外マーケット次第では12,000円を仕掛けてくる可能性も十分。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の11,750円、12,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の11,500円、25日移動平均線11,275円、日足基準線11,052円など。

東証1部全銘柄 予想PER20.61倍 PBR1.21倍 予想配当利回り1.94%

今週の予想レンジ:11,300円~12,000円

更新日 2013年3月3日 株・個人投資家の喫茶店

2013年2月24日日曜日

2013年2月25日~3月1日の日経平均予想

日経平均チャート2013年2月22日
先週の株式市場は、G20で懸念されていた日本への名指し批判がなかったことで再び円安が進行し、日経平均は一時4年5カ月ぶりに11,500円を回復する場面もあった。その後は欧米株安の影響から伸び悩んだが、押し目買い意欲も旺盛で下値は堅かった。日経平均は週ベースで212.11円の上昇。

今週の株式市場は、波乱含みの展開か。海外ではイタリアの総選挙が注目される。ここにきて、反緊縮を訴えるベルルスコーニ前首相が率いる中道右派連合が支持率を伸ばしていると予想され、勝利するようなことになると欧州債務危機が再燃する恐れもある。国内では日銀総裁人事が最大の注目材料となる。武藤氏が選ばれると円高・株安が進行しそうだが、それ以外なら誰が総裁に選ばれても同じだろう。ただ、改めてそれが好感され円安が進行するかは疑問。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の11,500円。下値サポートとしては、25日移動平均線11,115円、心理的節目の11,000円、日足基準線10,972円など。

東証1部全銘柄 予想PER20.14倍 PBR1.18倍 予想配当利回り1.98%

今週の予想レンジ:11,000円~11,600円


更新日 2013年2月24日 株・個人投資家の喫茶店

2013年2月17日日曜日

2013年2月18日~2月22日の日経平均予想

日経平均チャート2013年2月17日
先週の株式市場は、3連休明けの火曜日は円安進行を受け大幅高となったが、その後は円安が一服したことで利益確定売りが優勢になり、上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで20.67円の上昇。

今週の株式市場は、上値の重い展開が継続か。G20財務相・中央銀行総裁会議で日本が名指し非難されることはなかったので、週明けは買いが先行しそうだ。ただ、これは16日のNYタイムである程度織り込まれているので、更に上値を追っていく材料にはならないだろう。循環物色も既にニ巡、三巡しているので、どこに資金を持っていけばいいのか気迷いも見られる。先週も日銀総裁人事で相場が荒れたように、今週も為替市場の睨みながら神経質な動きになるだろう。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線11,273円、2月6日終値11,463円、心理的節目11,500円など。下値サポートとしては、心理的節目の11,000円、日足基準線10,948円、心理的節目の10,750円など。

東証1部全銘柄 予想PER19.75倍 PBR1.15倍 予想配当利回り2.02%

今週の予想レンジ:10,900円~11,500円

更新日 2013年2月17日 株・個人投資家の喫茶店

2013年2月10日日曜日

2013年2月12日~2月15日の日経平均予想

日経平均チャート2013年2月8日

先週の株式市場は、白川日銀総裁が任期満了を待たずに前倒しで辞職すると表明したことで円安が進行し、リーマン・ショック後の高値を更新した。ただ、週末には欧州の政局不安や、ドラギ発言などから円安が一服し、利益確定売りが優勢になった。日経平均は週ベースで38.18円の下落。連続上昇は12週で途絶えた。

今週の株式市場は、スピード調整で上値の重い展開か。白川総裁の前倒し辞職でやり過ぎた面は否めず、週明けに日足転換線を割り込むようだと、日足基準線レベルまでの調整は考えておきたい。ただ、押し目買い意欲も旺盛で、現在の高水準の出来高を保てれば、それ以上の深押しも考えづらい。

日経平均の上値抵抗としては、2月6日終値11,463円、心理的節目11,500円など。下値サポートとしては、日足転換線11,125円、日足基準線10,937円、心理的節目の10,750円など。

東証1部全銘柄 予想PER20.06倍 PBR1.17倍 予想配当利回り1.98%

今週の予想レンジ:10,800円~11,400円

更新日 2013年2月10日 株・個人投資家の喫茶店

2013年2月3日日曜日

2013年2月4日~2月8日の日経平均予想

日経平均チャート2013年2月3日
先週の株式市場は、円安一服で月曜日は反落したものの、その後は再び円安が進行したことで、昨年来高値を更新した。日経平均は週ベースで264.69円の上昇。12週連続での上昇は52年ぶりの快挙。

今週の株式市場は、2010年4月高値を試す展開か。週末に発表された、ユーロ圏製造業購買担当者景気指数が11カ月ぶりの高水準を記録したことや、ISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことを受け、円は主要通貨に対し全面安となっている。週明けはCMEの清算値11,295円にサヤ寄せしての始まりとなろう。株はかなり割高になっているが、円安が続く限り為替に連動した先物買いが自動的に入る状態。ただ、12週連続上昇が物語るように、かなり異様な相場になっており、注意も必要だろう。

日経平均の上値抵抗としては、2010年4月5日高値11,408円、心理的節目11,500円など。下値サポートとしては、日足転換線10,839円、日足基準線10,581円、心理的節目の10,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER19.57倍 PBR1.16倍 予想配当利回り2.01%

今週の予想レンジ:10,750円~11,500円


更新日 2013年2月3日 株・個人投資家の喫茶店

2013年1月27日日曜日

2013年1月28日~2月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表2013年1月25日
先週の株式市場は、日銀金融政策会合で一旦材料出尽くしとなり、一時10,400円台まで下落した。しかし、週後半にかけ政府要人の円安容認とも誘導とも言える発言から再び円が急落し、日経平均は昨年来高値を更新した。日経平均は週ベースで13.35円の上昇。11週連続での上昇は42年ぶりの快挙。

今週の株式市場は、為替相場を睨みながら11,000円の攻防。為替感応度がかなり高くなっているので、高値波乱になる可能性も十分。ロスカットを入れ細かく取るか、何もしないかの選択。ただ、下値では押し目買い意欲も強く、買いに分があることには変わりない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目11,000円、2010年4月5日高値11408円など。下値サポートとしては、日足転換線10,693円、心理的節目の10,500円、日足基準線10,312円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER18.52倍 PBR1.13倍 予想配当利回り2.06%

今週の予想レンジ:10,500円~11,100円


更新日 2013年1月27日 株・個人投資家の喫茶店

2013年1月20日日曜日

2013年1月21日~1月25日の日経平均予想

日経平均チャート2013年1月18日時点
先週の株式市場は、政府要人による為替市場に関するコメントで振り回される展開となったが、週末には再び円安基調に戻り株式市場も堅調な推移となった。日経平均は週ベースで111.73円の上昇。10週連続での上昇は日本株がバブル相場に突入した1987年以来の出来事。

今週の株式市場は、日銀金融政策決定会合で一旦材料出尽くしか。2%の物価上昇率目標などは既に相場に織り込まれており、決定会合へ向けてのハードルはかなり上がっている。無制限緩和などインパクトのある内容が示されるかに注目が集まる。海外からクレームが出始めた為替相場が、今週も株式市場を大きく左右するのは間違いなく、決定会合と合わせ政府要人の発言にも神経質に反応する展開が続きそうだ。実体が伴っていない上昇なのでボラも拡大傾向になっている。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目11,000円、2010年4月5日高値11408円など。下値サポートとしては、日足転換線10,675円、心理的節目の10,500円、日足基準線10,220円など。

東証1部全銘柄 予想PER18.34倍 PBR1.12倍 予想配当利回り2.08%

今週の予想レンジ:10,500円~11,100円

更新日 2013年1月20日 株・個人投資家の喫茶店

2013年1月13日日曜日

2013年1月15日~1月18日の日経平均予想

日経平均チャート2013年1月11日
先週の株式市場は、週前半に利益確定売りから一時10,400円を割り込む水準まで調整したが、日足転換線さえ割り込むことはなかった。週末に再び円安基調が強まったことで上値追いとなり、昨年来高値を更新した。日経平均は週ベースで113.46円の上昇。上昇は8週連続。

今週の株式市場は、まずは2011年2月17日のザラ場高値10,891円の攻防から。ここを抜けると11,000円と言う心理的節目はあるものの、2010年の高値11,400円レベルが次のターゲットとして意識される。外国人を中心に依然として買い意欲は旺盛だが、東証1部の予想PERは18.08倍まで上昇しており、今後円安による外需系企業の上方修正があったとしても、既にかなりいい水準まできている。高値づかみにも注意したい。

日経平均の上値抵抗としては、2011年2月17日のザラ場高値10,891円、心理的節目11,000円など。下値サポートとしては、心理的節目の10,500円、日足転換線10,469円、日足基準線10,104円など。

東証1部全銘柄 予想PER18.08倍 PBR1.10倍 予想配当利回り2.11%

今週の予想レンジ:10,500円~11,000円

更新日 2013年1月13日 株・個人投資家の喫茶店