2017年12月24日日曜日

2017年12月25日~12月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年12月22日
先週の日経平均は反発。米税制改革法案に反対すると表明していたルビオ上院議員が賛成に回ったことで、税制改革の成立を見越した買いが入り、米主要3指数がそろって史上最高値を更新した。週明け東京市場もこの流れを受け、日経平均は348円の大幅高での始まりとなった。その後、米税制改正法案が上下両院を無事通過したが、材料出尽くし感から小動きが続いた。日経平均は週ベースで349.54円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。米税制改革法案の可決で材料出尽くし感も漂うが、堅調な世界経済と企業業績の上振れ期待から売り込む材料もない。年末を控えて薄商い中、先物主導で振らされやすい面はあるが、基本的には小動きでトレンドレスな状態が続きそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日日足転換線22,736円、日足基準線22,483円、日足雲上限22,381円、心理的節目22,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.97倍 予想PBR1.42倍 予想配当利回り1.49%

今週の予想レンジ:22,400円~23,300円

更新日 2017年12月24日 株・個人投資家の喫茶店

2017年12月17日日曜日

2017年12月18日~12月22日の日経平均予想

先週の日経平均は続落。米国の雇用統計が非農業部門の雇用者数が前月比22万8000人増と市場予想を上回り、平均時給の伸びは市場予想を下回り前月分も下方修正された。米国の景気が順調に拡大する一方で、利上げペースは緩やかなものにとどまるとの見方が広がり、米国株が続伸した流れを受け週明けは買いが先行した。しかし、週半ばからはFOMCの結果発表後に円高が進んだことが重しとなり、上値の重い展開が続いた。日経平均は週ベースで257.86円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。米国の税制改正法案の年内成立に向け波乱がなければ、堅調な世界経済を背景に、日米とも緩やかな上昇が予想される。クリスマス休暇で海外勢の参加者が減ることから、先週同様に先物で上下に振らされやすく、下がったところでは日銀のETF買いが威力を発揮しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線22,677円、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日足雲上限22,254円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.66倍 予想PBR1.40倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年12月17日 株・個人投資家の喫茶店

2017年12月10日日曜日

2017年12月11日~12月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年12月8日
先週の日経平均は小幅に反落。週明けはロシアゲート疑惑の再燃による米政治の混乱や北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなり、反落しての始まりとなった。水曜日にはトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と公式に認めたことで、今後の中東情勢悪化への警戒感から先物が売られ、日経平均は400円を超える急落となった。しかし、週末には落ち着きを取り戻し日足基準線を回復して週を終えた。日経平均は週ベースで7.95円の下落。

今週の株式市場は上値を試す展開か。12日~13日のFOMCで来年3回の利上げに変更がなく、イエレンFRB議長が引き続き緩やかな利上げペースを支持すれば、為替はドル高・円安方向で推移し、日本株にはプラスとなる。日経平均は週末に基準線を回復したことで、短期筋が先物を仕掛ければ上に値が飛びやすく、11月9日の高値23,382円などがターゲットとなる。ただ、米税制改革案の行方や地政学リスクなどもあり、一旦売られだすと高水準な裁定買い残を背景に、先週の水曜日のように急落するリスクも高まっている。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円、11月9日高値23,382円。下値サポートとしては、日足基準線22,677円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.76倍 予想PBR1.40倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:22,300円~23,300円

更新日 2017年12月10日 株・個人投資家の喫茶店

2017年12月3日日曜日

2017年12月4日~12月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年12月1日

先週の日経平均は続伸。週初は円高の進行や北朝鮮情勢への警戒感から続落しての始まりとなった。しかし週末は税制改革への実現期待から米国主要3指数がそろって史上最高値を更新し、日経平均は日足基準線をサポートに日銀のETF買いにも支えられ、3日続伸で週を終えた。日経平均は週ベースで268.18円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。アメリカでの税制改正が進展すれば今週も堅調な展開が継続しそうだ。ただ、税制改正による米景気拡大は既に織り込みが進んでいるので、米国株の大幅高は見込みにくく、日本株も高値圏での揉み合いが予想される。テクニカル的には、週末に17日の戻り高値22,757円を上抜けたことで、11月9日ザラ場高値23,382円が次の上値目処。一方、日足基準線を割れた場合は、16日のザラ場安値21,972円が次の下値目処として意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目の23,000円、11月9日ザラ場高値23,382円。下値サポートとしては、日足基準線22,515円、心理的節目の22,000円、心理的節目の21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.68倍 予想PBR1.39倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年12月3日 株・個人投資家の喫茶店

2017年11月26日日曜日

2017年11月27日~12月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月24日
先週の日経平均は反発。週明けは欧米株安や円高進行を嫌気し反落しての始まりとなったが、下がったとろでは日銀のETF買いが下値を支えた。週半ばには米国の主要三指数がそろって史上最高値を更新したことで、日本株も円高で上値は重かったが概ね堅調な推移となった。日経平均は週ベースで154.05円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。相場は先週から落ち着きを取り戻してきたが、同時に一時の勢いはなくなり、商いも減少傾向となっている。今週も基本的にこの流れが続きそうだが、米国の税制改正議論でポジティブな展開があれば、米金利上昇による円安が期待され、日本株も再び23,000円を試す展開もありそうだ。ただ、過熱感はなくなったと言っても高値圏にあるだけに、突発的な悪材料には敏感に反応するので、その点は注意が必要。テクニカル的には、日足基準線がサポートとして機能しており、ここを割れた場合は16日のザラ場安値21,972円が次の下値目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足基準線22,350円、心理的節目22,000円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.53倍 予想PBR1.38倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:21,750円~23,000円

更新日 2017年11月26日 株・個人投資家の喫茶店

2017年11月19日日曜日

2017年11月20日~11月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月17日
先週の日経平均は反落。週明けは米税制改革案を巡る不透明感から300円安で始まり、その後も不安定な動きが継続したが、週末には6営業日で900円ほど下げた反動から自律反発の動きとなった。日経平均は週ベースで284.62円の下落。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。堅調な世界経済と良好な企業業績から海外投資家を中心とした買いが続いているが、11月9日の乱高下を境に不安定な動きになっている。今週も利益確定売りが上値を抑える一方、11月17日時点での東証の空売り比率は42.4%と高水準を保っていることから、先物主導で上下に荒い動きとなる場面が増えそうだ。目先は上は日足転換線、下は先週下げ渋りを見せた日足基準線レベルの攻防。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線22,677円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足基準線22,149円、心理的節目21,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.28倍 予想PBR1.37倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:21,700円~22,800円

更新日 2017年11月19日 株・個人投資家の喫茶店

2017年11月12日日曜日

2017年11月13日~11月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月10日
先週の日経平均は続伸。欧米株高を受け堅調な展開で始まり、火曜日には1996年6月26日に付けたバブル経済崩壊後の戻り高値22,666円を更新した。ただ、木曜日には1日の値幅が850円を超える乱高下をするなど高値波乱も見せた。日経平均は週ベースで142.3円の上昇。

今週の株式市場は、高値圏での揉み合いか。国内企業決算は決製造業を中心にほぼ出そろい、投資家の視点はミクロからマクロへ向かいそうだ。11月の上昇はヘッジファンドなどの短期筋が先物で押し上げた面が強く、先週木曜日の高値波乱につながったが、世界的な株高傾向は崩れておらず、メインシナリオは一服しながら次の材料待ちと言った週になりそうだ。ただ、一直線に上がってきただけに一旦崩れだすと1,000円幅の調整があっても不思議ではない。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足転換線22,611円、日足基準線21,987円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.73倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年11月12日 株・個人投資家の喫茶店

2017年11月5日日曜日

2017年11月6日~11月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年11月3日
先週の日経平均は続伸。週初に下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、良好な企業業績と海外株高・円安と引き続き良好な外部環境を受け買い優勢に推移した。日経平均は週ベースで530.67円の上昇。

今週の株式市場は高値揉み合いか。国内企業の決算発表も上方修正が多く、良好な外部環境と合わせ1996年6月26日に付けたバブル経済崩壊後の戻り高値22,666円を超えてくる可能性が高い。売り方も損失覚悟の買い戻しに走っている状況で、オーバーシュート気味に上がる場面もありそうだが、オシレーター指標の過熱感が上値を重くしそうだ。リスク要因としては、トランプ大統領のアジア歴訪に合わせた北朝鮮の挑発行為など。

日経平均の上値抵抗としては、バブル経済崩壊後の戻り高値22,666円、心理的節目23,000円。下値サポートとしては、日足転換線22,077円、日足基準線21,335円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.82倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.51%

今週の予想レンジ:22,000円~23,000円

更新日 2017年11月5日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月29日日曜日

2017年10月30日~11月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月27日
先週の日経平均は続伸。織り込み済みだったとは言え、衆院選で予想通り自公が圧勝したことで週明けから大きく上昇しての始まりとなった。その後も欧米株高や為替の円安基調継続を受け、10月2日から10月24日にかけて史上最長となる16連騰を記録した。日経平均は週ベースで550.81円の上昇。

今週の株式市場は高値揉み合いか。連騰記録の反動と業績期待の綱引き状態で上にも下にも動きは限定的だと思われる。もっとも上に節目がないため先物に仕掛け的な買いが入れば、値は上に飛びやすい状況には変わりない。上は心理的な節目の22,500円。調整した場合は日足転換線の21,623円や、20-23日の上昇で空けた窓埋めレベル21,500円などが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目22,500円。下値サポートとしては、日足転換線21,623円、日足基準線21,115円、心理的節目21,000円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.86倍 予想PBR1.41倍 予想配当利回り1.52%

今週の予想レンジ:21,500円~22,500円

更新日 2017年10月29日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月22日日曜日

2017年10月23日~10月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月20日
先週の日経平均は続伸。米国株が連日で史上最高値を更新し、為替も円安基調が継続していることから、週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで302.46円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。衆院選は自公の圧勝が予想され、日銀総裁留任などによるアベノミクス再加速への期待が高まっている。予想通り与党の圧勝に終われば、株式市場はポジティブに受け止めれるだろう。ただ、衆院選での与党の圧勝はメディアの報道で既に織り込みが進んでおり、日経平均が歴史的な連騰記録中ということを考慮すれば、初期反応は買いでも、その後は一旦材料出尽くしとなる可能性もある。もっとも日本株は米国株に引っ張られている面も大きいので、外部環境に大きな変化がなければ調整も軽微で高値圏での揉み合いとなりそう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円、心理的節目22,000円。下値サポートとしては、日足転換線21,083円、日足基準線20,645円、心理的節目20,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.54倍 予想PBR1.38倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:21,000円~22,000円

更新日 2017年10月22日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月15日日曜日

2017年10月16日~10月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月13日
先週の日経平均は続伸。三連休明けは北朝鮮の労働党創建記念日に合わせた挑発行為がなかったことで、先物にショートカバーが入り三桁の上昇での始まりとなった。その後も米国主要三指数の史上最高値更新や、週末にはアベノミクス後の高値を抜けたことで先物にショートカバーや仕掛け的な買いも入り一段高となった。日経平均は週ベースで464.47円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。アベノミクス後の高値を抜けたことで上に節目らし節目はなく、上に値が飛びやすい状態となっている。ただ、急ピッチな上昇や21年ぶりの高値水準にきていることから、利益確定売りが出やすく、メインシナリオは高値圏での揉み合いを予想する。しかし、上に抵抗が少ないことから、投機筋のショート・スクイーズを狙った先物買いや、逆にカウンター・トレードで上下にボラが急激に高まることも注意しておきたい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目21,500円。下値サポートとしては、日足転換線20,787円、心理的節目20,500円、日足基準線20,225円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.34倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.55%

今週の予想レンジ:20,500円~21,500円

更新日 2017年10月15日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月8日日曜日

2017年10月10日~10月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年10月6日
先週の日経平均は続伸。米長期金利上昇に伴う円安基調の継続や、米国株主要三指数が連日で史上最高値を更新した流れを受け、週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで334.43円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。10日が北朝鮮の労働党創建記念日で挑発行為が懸念されるものの、マーケットも耐性がついているので、新たな展開がなければ影響は限定的だろう。米国株は連日で史上最高値を更新し、米国の長期金利も緩やかに上昇し、ドル高・円安基調が継続していることから、日本株にはこれ以上ない環境となっている。今週はアベノミクス後の高値20,952円が意識されるが、急ピッチな上昇で過熱感もあり、21,000円に近づくと次第に上値は重くなりそう。

日経平均の上値抵抗としては、2015年高値20,952円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足転換線20,467円、心理的節目20,000円、日足基準線19,980円、9月19日の窓埋め水準19,900円、日足雲上限19,799円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.14倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:20,200円~20,900円

更新日 2017年10月8日 株・個人投資家の喫茶店

2017年10月1日日曜日

2017年10月2日~10月6日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月29日
先週の日経平均は揉み合い。週初はドイツ連邦議会(下院)選挙の結果を受け、1ドル112円ミドルまで円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。その後はオシレーター指標の過熱感もあり一進一退の動きとなったが、下がったところでは日銀のETF買いが株価を支えた。日経平均は週ベースで59.83円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。急ピッチな上昇による相場の過熱感は否めないが、堅調な米国株と円安基調が継続していることから、高値圏での揉み合いが予想される。リスク要因としては、北朝鮮と自公圧勝の構図が揺らいできた衆院選の動向。目先のレジスタンスは心理的節目の20,500円、下は心理的節目の20,000円や9月19日の窓埋め水準である19,900円レベル。

日経平均の上値抵抗としては、年初来高値20,481円、心理的節目20,500円、2015年高値20,952円。下値サポートとしては、日足転換線20,301円、心理的節目20,000円、日足基準線19,860円、日足雲上限19,835円、日足雲下限19,676円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.04倍 予想PBR1.34倍 予想配当利回り1.58%

今週の予想レンジ:19,800円~20,700円

更新日 2017年10月1日 株・個人投資家の喫茶店

2017年9月24日日曜日

2017年9月25日~9月29日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月22日
先週の日経平均は続伸。日本が3連休中に米国株が連日で史上最高値を更新し、米長期金利の上昇から為替も円安に振れたことで、週明けは窓をあけて2万円を超えての寄り付きとなった。日経平均・TOPIXとも年初来高値を更新したことで、粘っていた売り方もショート・カバーを余儀なくされる。その後は急ピッチな上昇に対する警戒感から高値圏での揉み合いとなった。日経平均は週ベースで386.95円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。北朝鮮情勢を巡る先行き不透明感は強いものの、利上げ方向の米国と出口の見えない異次元緩和を続ける日本の金融政策の違いから、今週もドル高・円安が株価を支えそうだ。ただ、これは米国株がこのまま堅調に推移するという前提が必要で、このまま上値追いを続けられるかはやや疑問。チャート的には上は心理的節目の20,500円や、2015年につけたザラ場高値20,952円ぐらいしか節目がない状態。調整した場合は19日の窓埋め水準である19,900円レベルが意識されるが、東証の空売り比率も40.6%と依然として高水準なので、下がったところでは買い戻しが株価を支えそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、2015年ザラ場高値20,952円。下値サポートとしては、心理的節目20,000円、日足転換線19,959円、日足雲上限19,902円、日足基準線19,860円、日足雲下限19,815円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.94倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.61%

今週の予想レンジ:19,800円~20,500円

更新日 2017年9月24日 株・個人投資家の喫茶店

2017年9月17日日曜日

2017年9月19日~9月22日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月15日
先週の日経平均は反発。週明けは「建国記念日」に合わせた北朝鮮によるミサイル発射などの新たな挑発行為がなかったことで、リスクオフポジションの巻き戻しが入った。その後も米国の主要3指数が連日で史上最高値を更新している流れを受け、日本株も週を通して堅調な展開となった。日経平均は週ベースで634.68円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。先週は北朝鮮の新たな挑発行為や大型ハリケーンの影響が当初の予想より軽微にとどまったことで、米国株が連日で史上最高値を更新した。日本株は高水準な空売り残を背景に買い戻しが進んだ。ただ、買い戻しにも一巡感が出てきており、累積出来高の多い2万円前後からは上値が重くなると予想される。レジスタンスは心理的節目の20,000円や年初来高値の20,318円。サポートとしては日足基準19,586円や200日移動平均線19,443円が意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限19,944円、心理的節目20,000円、年初来高値20,318円。下値サポートとしては、日足雲下限19,908円、日足基準線19,586円、200日移動平均19,443円、心理的節目19000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.72倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:19,500円~20,200円

更新日 2017年9月17日 株・個人投資家の喫茶店

2017年9月10日日曜日

2017年9月11日~9月15日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月8日
先週の日経平均は反発。北朝鮮が昨日過去最大規模の核実験を実施したことで、改めて地政学リスクが意識された他、大型ハリケーン「イルマ」による米国経済への悪影響が意識された。その為、米長期金利が年初来最低の水準に低下したことで円高が進行し、週を通して軟調な推移となった。日経平均は週ベースで416.65円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。9日の「建国記念日」に合わせた北朝鮮によるミサイル発射などの新たな挑発行為は今のところ確認できず、週明けは買い戻しが先行しそうだ。だ、地政学リスクはなんら後退しておらず、日本株を海外勢が積極的に買いにくることはあまり期待できない。また、円高の進行も気がかりで、今年度の想定為替レート108円31銭を割り込んだ状態が長引けば日本株にはマイナスとなる。買い戻しが一巡した後は再び上値が重くなりそう。日経平均の目先の上値目途は、200日移動平均線19,404円、日足基準線19,663円など。下値目途としては、週足基準線19,271円、心理的節目19,000円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、200日移動平均線19,404円、日足基準線19,663円、75日移動平均線19,863円、日足雲下限19,944円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、週足基準線19,271円、心理的節目19,000円、週足雲上限18,524円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.31倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:19,100円~19,800円

更新日 2017年9月10日 株・個人投資家の喫茶店

2017年9月3日日曜日

2017年9月4日~9月8日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年9月1日
先週の日経平均は反発。ジャクソンホールは無風で通過となったが、火曜日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことを受け外為市場は円高になり、日経平均は昨年11月以来初めて200日移動平均線を割り込む場面もあった。しかし、その後は新規の悪材料が追加されなかったことで買い戻しが優勢となり、週末かけ戻り基調となった。日経平均は週ベースで238.86円の上昇。

今週の株式市場は上値の重い展開か。先週200日移動平均線を割り込んだ後に自律反発局面に入ったが、買い戻しの域は出ていない。今後も米国政治の混迷、債務上限問題、北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなる構図に変化はないと見る。日経平均の上値目途は、商いが膨らんだ2万円前後。下値目途としては、200日移動平均線19,361円や週足基準線19,271円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,728円、75日移動平均線19,880円、日足雲下限19,884円、心理的節目20,000円、日足雲上限20,050円。下値サポートとしては、200日移動平均線19,361円、週足基準線19,271円、心理的節目19000円、週足雲上限18,524円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.57倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:19,300円~20,000円

更新日 2017年9月3日 株・個人投資家の喫茶店

2017年8月27日日曜日

2017年8月28日~9月1日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年8月25日
先週の日経平均は小幅に続落。米国株はトランプ大統領がメキシコ国境との壁建設費用を巡って政府機関の閉鎖も辞さない姿勢を示したことから、債務上限の引き上げや税制改革にも影響が及ぶとの懸念から上値が重く、日本株も19,500円はさんでの揉み合いとなった。日経平均は週ベースで17.8円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。週末のジャクソンホールは欧米中央銀行のトップが金融政策に言及しなかったことで材料的には中立。今後はトランプ政権による税制改革への期待感が米国株を押し上げる可能性はあるが、議会との軋轢やツイッターなどでの不規則発言、北朝鮮を巡る地政学リスクが引き続き日米の上値抑制要因となる。日経平均の上値目途は、商いが膨らんだ2万円前後。下値目途としては、200日移動平均線19,297円や週足基準線19,271円が目先のサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,764円、日足雲下限19,884円、75日移動平均線19,904円、心理的節目20,000円日足雲上限20,033円。下値サポートとしては、200日移動平均線19,297円、週足基準線19,271円、心理的節目19000円、週足雲上限18,524円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.34倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:19,000円~20,000円

更新日 2017年8月27日 株・個人投資家の喫茶店

2017年8月20日日曜日

2017年8月21日~8月25日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年8月18日
先週の日経平均は続落。三連休明けはドル円相場が円高に振れたため売り先行での始まりとなったが、内閣府が発表した4~6月期GDPが市場予想を上回ったことでマイルドな下げにとどまる。その後は米国株が持ち直したことから買い戻しが優勢になったが、週末にNYダウが25日移動平均線を下回り、為替も円高に振れたことで売り直された。日経平均は週ベースで259.33円の下落。

今週の株式市場は軟調な展開か。北朝鮮を巡る地政学リスク、トランプ大統領の政権運営への不安など上値抑制要因は多い。日米ともチャート形状悪化で下値模索の展開を予想。日経平均の上値目途は、商いが膨らんだ2万円前後。下値目途としては、週足基準線19,271円や、200日移動平均線の19,246円が目先のサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限19,731円、日足基準線19,808円、75日移動平均線19,922円、心理的節目20,000円、日足雲上限20,033円。下値サポートとしては、週足基準線19,271円、200日移動平均線19,246円、心理的節目19000円、週足雲上18,498円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.34倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:19,000円~20,000円

更新日 2017年8月20日 株・個人投資家の喫茶店

2017年8月13日日曜日

2017年8月14日~8月18日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年8月10日
先週の日経平均は続落。週前半は良好な米雇用統計を受けダウは史上最高値を更新し、ドル円相場も円安に振れたため買い先行での始まりとなった。その後は為替が円安に向かわないことが重しとなり、週後半は北朝鮮がグアムへのミサイル発射を検討しているなどの報道を受け利益確定売りが優勢となった。日経平均は週ベースで222.59円の下落。

今週の株式市場は弱含みの展開か。引き続き北朝鮮を巡る地政学リスクが重しとなるが、米朝が直ちに交戦状態になる可能性は低く、舌戦が現状維持程度なら相場に与える影響は次第に薄れて行くだろう。日本はお盆休み中ということもあり、商いは膨らみづらく、個別株での局地戦が中心となりそうだ。日経平均の上値目途は、商いが膨らんだ2万円前後。下値目途としては、日足雲下限の19,369円や週足基準線の19,271円がサポートとして意識される。

日経平均の上値抵抗としては、75日移動平均線19,889円、日足基準線19,930円、心理的節目20,000円、日足雲上限20,016円。下値サポートとしては、心理的節目19,500円、日足雲下限19,369円、週足基準線19,271円、心理的節目19000円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.53倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:19,200円~20,000円

更新日 2017年8月13日 株・個人投資家の喫茶店

2017年8月6日日曜日

2017年8月7日~8月11日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年8月4日
先週の日経平均は続落。NYダウは連日で史上最高値を更新するなど好調に推移したが、東京株式市場は一時109円台まで進んだ円高が重しとなり、20,000円をはさんでの揉み合いとなった。日経平均は週ベースで7.51円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。NYダウは史上最高値を更新し、国内企業決算も概ね好調だが、米国経済は足元で弱い経済指標も見られることから、ドル高・円安が進みにくい環境になっている。今週も好調な米国株が下支えとなるが、ドル円相場が日本株の上値を抑えそうで、歴史的な低ボラ相場が継続しそうだ。予想レンジは10週連続で据え置きとする。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限20,039円、日足基準線20,061円、6月20日高値20,318円、心理的節目20,500円。下値サポートとしては、75日移動平均19,814円、心理的節目19,500円、日足雲下限19,271円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.63倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年8月6日 株・個人投資家の喫茶店

2017年7月30日日曜日

2017年7月31日~8月4日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年7月28日
先週の日経平均は続落。FOMCの声明文がハト派寄りと受け止められ、米国株主要3指数はそろって史上最高値を更新したが、米長期金利の低下を受けドル売り円買いの流れとなり、日経平均は上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで139.91円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。FOMCの声明文がハト派寄りとなったことで米国株は好調を持続しているが、円安が進みにくく日経平均は20,200円をレジスタンスに上値の重い展開となっている。日米とも政治リスクはあるものの、今のところマーケットはあまり反応しておらず、今週もボックスでの動きが継続しそうだ。予想レンジは9週連続で据え置きとするが、これだけ低ボラ相場が続くと動く時は急発進となるので、その点は注意しておきたい。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限19,960円、日足基準線20,062円、心理的節目20,500円。下値サポートとしては、週足転換線19,944円、75日移動平均19,714円、心理的節目19,500円、日足雲下限19,271円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.82倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年7月30日 株・個人投資家の喫茶店

2017年7月23日日曜日

2017年7月24日~7月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年7月23日
先週の日経平均は小幅に反落。日欧の金融政策を巡るイベントはどちらも波乱なく通過し、米国株はダウ・ナスダックとも史上最高値を更新した。しかしながら日本株は円高が重しとなり、下値は堅いが上値も重い展開が継続した。日経平均は週ベースで19.11円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。米国企業の4ー6月期決算は概ね好調でダウ・ナスダックとも史上最高値圏での推移を続けているが、インフレ圧力が弱く政治リスクもあることから、米長期金利が思ったように上がず円安が進みづらい環境になっている。今週も基本的に先週までの流れを引き継ぎそうで、日足基準線をはさんでの一進一退が継続しそうだ。国内では主要企業の4-6月期決算発表が本格化するので、個別の決算プレーが中心になりそう。予想レンジは8週連続で据え置きとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線20,037円、日足雲上限19,917円、75日移動平均19,630円、心理的節目19,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.92倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年7月23日 株・個人投資家の喫茶店

2017年7月16日日曜日

2017年7月18日~7月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年7月14日
先週の日経平均は反発。6月の米雇用統計が程よい着地となり、ドル円も114円台の円安に振れるなど好材料が揃い、週明け2万円の大台を回復した。イエレンFRB議長の議会証言は、概ねハト派寄りと受け止められ、過剰流動性相場が継続するとの思惑からNYダウは連日で史上最高値を更新。日本株もこの流れを好感したものの、米長期金利が低下し円高に振れたことで週後半は次第に上値が重くなった。

今週の株式市場は揉み合いか。下値も堅いが上も20,200円付近になるとピタリと買いが止まり、1ヶ月以上レンジ相場が継続している。今週から国内企業の4-6月期決算の発表が始まる。企業側の予想より現状は円安で推移しているのでポジティブな決算が多いと思われるが、既にある程度は織り込まれているので大きく水準を変えるようなインパクトはないだろう。従って今週も日足基準線の攻防がメインシナリオで、予想レンジは7週連続で据え置きとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線20,037円、日足雲上限19,846円、75日移動平均19,575円、心理的節目19,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.88倍 予想PBR1.32倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年7月16日 株・個人投資家の喫茶店

2017年7月9日日曜日

2017年7月10日~7月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年7月7日
先週の日経平均は続落。長期金利の上昇を受け欧米株式市場は不安定な動きとなっているが、日本は為替の円安を受け高値圏での揉み合い状態が継続した。日経平均は週ベースで104.34円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。FRBのバランスシート縮小、ECBのテーパリング観測から欧米株式市場は不安定な動きとなっているが、ファンダメンタルズ自体は悪くないので急落するわけでもなく、小康状態となっている。日本の株式市場は円安効果で持ち堪えているが、チャートは先週末に基準線を割り込むなどやや悪化傾向。目先は基準線の攻防となるが、上にも下にも決め手なしで材料待ちの状態が続きそうだ。予想レンジは6週連続で据え置きとするが、そろそろ動いて欲しいところ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線20,037円、日足雲上限19,792円、75日移動平均19,508円、心理的節目19,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.70倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年7月9日 株・個人投資家の喫茶店

2017年7月2日日曜日

2017年7月3日~7月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年6月30日
先週の日経平均は小幅に反落。週前半は為替の円安基調を好感し堅調な展開だったが、ドラギ発言などを巡り欧米株が乱高下し、日本株も週後半は利益確定売りに押された。日経平均は週ベースで99.24円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。積極的に買い上げる材料には乏しいが、米国株は史上最高値圏で為替も円安基調が続いていることから売る理由もない状態となっている。ここまでは先週迄と同じだが、米国株(とくにナスダック)が高値圏で不安定な動きになっているので、突発的な悪材料には以前ほどの抵抗力はないだろう。上は心理的節目の20,500円、下は日足基準線19,944円が目先のレジスタンスとサポート。予想レンジは5週連続で据え置きとするが、予想の信頼度は前週までに比べ低下。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,944円、心理的節目19,500円、75日移動平均19,477円、日足雲上限19,443など。

東証1部全銘柄 予想PER15.76倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.68%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年7月2日 株・個人投資家の喫茶店

2017年6月25日日曜日

2017年6月26日~6月30日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年6月23日
先週の日経平均は反発。週前半は、NYダウ・S&P500が揃って史上最高値を更新し、為替の円安基調も追い風に20,000円台を回復。その後は狭いレンジでの揉み合いとなったが、終値で5日連続20,000円台を維持するなど上値は重いが下値も堅い展開だった。日経平均は週ベースで189.41円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。積極的に買い上げる材料には乏しいが、米国株は史上最高値圏で為替も円安基調が続いていることから売る理由もない状態となっている。上は心理的節目の20,500円、下は日足基準線19,907円が目先のレジスタンスとサポートだが、日米とも高値安定でレバレッジも高くなっているので、突発的な悪材料が出ると思わぬ値幅が出ることには注意しておきたい。予想レンジは4週連続で据え置きとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,907円、心理的節目19,500円、75日移動平均19,429円、日足雲上限19,418円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.77倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年6月25日 株・個人投資家の喫茶店

2017年6月18日日曜日

2017年6月19日~6月23日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年6月16日
先週の日経平均は揉み合い。週前半はFOMC待ちで利益確定売りに押され気味だったが、FOMCを波乱なく通過したことで週末は再び買いが優勢になった。日経平均は週ベースで70円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。FOMC後の米国株、米長期金利、為替の動きはちぐはぐな感じで、日本市場も若干警戒感が残っている。ただ、今週は大きな材料もないことから、高値圏での揉み合いが継続しそうだ。オシレーターも中立でトレンドレスな状態。予想レンジは3週連続で同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,844円、心理的節目19,500円、75日移動平均19,379円、日足雲上限19,337円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.62倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年6月18日 株・個人投資家の喫茶店

2017年6月11日日曜日

2017年6月12日~6月16日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年6月9日
先週の日経平均は反落。週前半は、前週に大幅高した反動や、前FBI長官の議会証言、英国の総選挙、ECB理事会などを前に様子見ムードが強く、利益確定売りが優勢だった。週後半は、欧米のリスク・イベントが波乱なく通過したことで再び2万円台を回復した。日経平均は週ベースで164.02円の下落。

今週の株式市場は底堅い展開か。13~14日に開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)で相場の流れが変わるかが焦点となる。6月の利上げ自体は既にマーケットに織り込まれているので、バランスシートの縮小と今後の利上げペースが注目材料となるが、個人的には若干ハト派寄りな内容になると予想しており、極端な円高・円安に振れることもなく、日米とも高値圏での揉み合いが継続すると思われる。予想レンジは先週と同じとする。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,905円、日足基準線19,787円、心理的節目19,500円、75日移動平均19,339円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.58倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.70%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年6月11日 株・個人投資家の喫茶店

2017年6月4日日曜日

2017年6月5日~6月9日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年6月2日
先週の日経平均は続伸。週前半は狭いレンジでの揉み合いだったが、週後半は米国主要3指数が揃って史上最高値を更新するなど良好な外部環境を追い風に節目の2万円を超え、年初来高値を更新した。日経平均は週ベースで490.44円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。節目の20,000円を突破したことで、3月のザラ場高値19,668円~4月のザラ場安値18,224円を元にしたV計算値21,000円水準が次の目標となるが、ドルの上値が重いことから、このまま20,000円台に定着できるかは為替次第と言える。また、5月30日に40%を超えていた空売り比率は週末35%に低下している。買い戻さなければならないポジションもまだあると思われるが、前週末のようなショート・カバーは期待できない。もっとも米国株が史上最高値を更新し続ける環境で売り材料もなく、突発的な悪材料でも出ない限り下値も堅そうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目20,500円、心理的節目21,000円。下値サポートとしては、心理的節目20,000円、日足転換線19,905円、日足基準線19,553円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.79倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:19,600円~20,500円

更新日 2017年6月4日 株・個人投資家の喫茶店

2017年5月28日日曜日

2017年5月29日~6月2日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月26日
先週の日経平均は揉み合い。S&P500とナスダック指数が史上最高値を更新するなど好調な米国株に支えられた。ただ、FOMC議事要旨がハト派的であったことからドルの上値が重く、日経平均の頭を抑えた。日経平均は週ベースで96.08円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。FOMC議事要旨を受け米国の利上げペースが緩やかなものになるとの思惑から、ドルの上値は重いが、そのぶん米国株が好調に推移していることもあり、上値は重いが下値も堅そうだ。チャートもアイランドリバーサルが解消されたことで、外部環境に大きな変化がなければ節目の20,000円を目指す展開が予想される。

日経平均の上値抵抗としては、年初来高値 19,998円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,163円、日足雲上限18,946円、日足雲下限18,739円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.40倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.73%

今週の予想レンジ:19,300円~20,000円

更新日 2017年5月28日 株・個人投資家の喫茶店

2017年5月21日日曜日

2017年5月22日~5月26日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月19日
先週の日経平均は反落。週初は節目の20,000円を手前に揉み合いを続けていたが、米国株がトランプ大統領を巡る一連の疑惑から急落し、為替も円高に振れたことで売りが優勢になった。ただ、下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、為替水準と比較すれば底堅い展開だったと言える。日経平均は週ベースで293.14円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。トランプ大統領を巡る一連の疑惑が引き続き重荷になるが、週末には震源地の米国株が落ち着きを取り戻しているので、上値は重いが下値も堅そうだ。日経平均は典型的なアイランドリバーサルを形成しチャートの形状は良くないが、下がったところでは先週同様日銀のETF買いが下値を支えそうだ。また、日経平均の予想PERも現在14.06倍まで低下し、一定の下支え要因になっているが、これに関しては円高が進めば簡単に変わるものなので過信は禁物。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線19,724円、5月12日SQ値19,991円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,111円、日足雲上限19,093円、日足雲下限18,977円など。

東証1部全銘柄 予想PER15.36倍 予想PBR1.27倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:19,200円~19,900円

更新日 2017年5月21日 株・個人投資家の喫茶店

2017年5月14日日曜日

2017年5月15日~5月19日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月14日
先週の日経平均は続伸。連休明けは良好な米雇用統計と中道派のマクロン氏が勝利したフランス大統領選を受け、窓をあけて年初来高値を更新。その後は節目の2万円を前に揉み合いとなった。日経平均は週ベースで438.2円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。オシレーター系指標は過熱感を示唆しており、積極的に上値を追うのは難しい状況。ただ、ナスダックが史上最高値を更新し、為替も円安基調が継続していることから、下値を売り込む動きも限定的だろう。目先は12日のSQ値19,991円を超えていけるかが焦点で、回復に手間取るようだと過熱感が収まるまで調整に入る可能性が高まる。一方、SQ値を上回り上値追いになった場合は、3月のザラ場高値19,668円~4月のザラ場安値18,224円を元にしたV計算値21,000円水準が中期的な目標となる。

日経平均の上値抵抗としては、5月12日SQ値19,991円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,567円、日足雲上限19,186円、日足基準線19,107円、日足雲下限19,093円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.39倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:19,200円~20,000円

更新日 2017年5月14日 株・個人投資家の喫茶店

2017年5月7日日曜日

2017年5月8日~5月12日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年5月2日
先週の日経平均は続伸。GWの谷間で2営業日しかなかったが、ナスダックの史上最高値更新や円安進行を好感し堅調な展開となった。日経平均は週ベースで248.96円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。フランス大統領選はマクロン氏が順当に勝利すると思われ、その点はマーケットも織り込み済みだが、それでも週明けは買いが先行しそうだ。19,500円前後は価格帯出来高が膨らんでいる水準だが、CMEの清算値は3月2日につけた19,668円を既に上回っているので、週明けに一段と円安が進むようだとオーバーシュート気味に20,000円を試す展開も予想される。テールリスクは引き続き北朝鮮だが、こればかりは予測不可能。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、3月2日高値19,668円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足雲上限19,288円、日足雲下限19,159円、日足転換線18,942円、日足基準線18,844円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.63倍 予想PBR1.28倍 予想配当利回り1.71%

今週の予想レンジ:19,200円~20,000円

更新日 2017年5月7日 株・個人投資家の喫茶店

2017年4月23日日曜日

2017年4月24日~4月28日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年4月21日
先週の日経平均は反発。週前半は方向感のない展開だったが、国内年金や機関投資家(生保)の買いが入ったことや、週後半は再びトランプ政権に期待する動きから米国株が上昇し、日経平均も5週ぶりに週足で陽線となった。日経平均は週ベースで285.12円の上昇。

今週の株式市場は揉み合いか。チャートは底入れっぽい形になったが、投げが出なかったこともあり、上値の重い展開が続きそうだ。上は日足基準線18,922円、下は昨年12月の安値レベル18,250円が目先のレジスタントとサポート。フランス大統領選は極右と極左の2人が決選投票に残らなければ概ね好感か。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線18,922円、心理的節目19,000円、日足雲下限19,159円日足雲上限19,349円。下値サポートとしては、日足転換線18,496円、12月安値水準18,250円、心理的節目18,000円、月足基準線17,908円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.44倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.75%

今週の予想レンジ:18,200円~19,000円

更新日 2017年4月23日 株・個人投資家の喫茶店

2017年4月16日日曜日

2017年4月17日~4月21日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年4月16日
先週の日経平均は5週続落。米雇用統計を受け週初は反発したが、その後は地政学リスクの高まり、トランプ大統領のドル高牽制発言、アフガニスタンへの空爆などが嫌気され、日足転換線すら一度も上回れず連日で年初来安値を更新した。日経平均は週ベースで329円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。現状、アメリカが北朝鮮を先制攻撃する可能性は限りなく低いと思われるが、突破的な衝突の可能性は残るだけに当面は警戒モードが続きそうだ。トランプ大統領のドル高牽制発言は今に始まったことではないが、これ以上円高が進むようだと来期の増益予想が崩れ、株価の割安感も無くなってくる。昨年12月の安値18,250円レベル(11月24日の窓埋め)で止まれないようだと、月足基準線17,908円や、200日移動平均線の17,859円などが意識される。

日経平均の上値抵抗としては、日足転換線18,616円、日足基準線18,971円、日足雲下限19,159円、日足雲上限19,284円。下値サポートとしては、12月安値水準18,250円、心理的節目18,000円、月足基準線17,908円、200日移動平均17,859円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.12倍 予想PBR1.22倍 予想配当利回り1.79%

今週の予想レンジ:17,900円~18,900円

更新日 2017年4月16日 株・個人投資家の喫茶店

2017年4月9日日曜日

2017年4月10日~4月14日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年4月7日
先週の日経平均は4週続落。トランプ政権の政策実効性に対する不安やFOMC議事録でのバランスシートの縮小議論などを受け、米国株は大きく下げないものの上値は重かった。日本株は米国株の上値が重いことや、円高基調の継続、地政学リスクの高まりなどから、1月18日のザラ場安値18,650円を更新するなど冴えない動きとなった。日経平均は週ベースで244.63円の下落。

今週の株式市場は上値の重い展開か。1月18日のザラ場安値18,650円を割り込んでしまったことで、テクニカル的には下向きとなった。ただ、米国株が崩れていないことや円高もまだ許容範囲内であることから、あまり緊張感のない下げ方となっている。地政学リスクの更なる悪化など悪材料が追加されない限りは、一旦自律反発に向かうだろうが、目先19,000円がレジスタンスとなりそう。一方、下に振れた場合は昨年12月の安値18,250円レベル、月足基準線17,908円などが目処となる。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,093円、日足雲下限19,159円、日足雲上限19,284円。下値サポートとしては、心理的節目18,500円、12月安値水準18,250円、月足基準線17,098円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.19倍 予想PBR1.24倍 予想配当利回り1.74%

今週の予想レンジ:18,250円~19,000円

更新日 2017年4月9日 株・個人投資家の喫茶店

2017年4月2日日曜日

2017年4月3日~4月7日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年3月31日
先週の日経平均は続落。週明けはトランプ大統領の政策実現性に対する疑問符から、NYダウが7日続落になったことを受け、200円を超える下落での始まりとなった。翌日火曜日は3月期末の権利付最終売買日ということで、個人の配当目的の買いや機関投資家の配当の再投資分の買いを受け反発。その後はドルの戻りが鈍いこともあり、週末にかけ再び売りが優勢になった。日経平均は週ベースで353.27円の下落。

今週の株式市場は反発か。例年4月の第1週目は名実共に新年度相場に入ることから、需給的に買いが優勢になる傾向がある。今年も米国株が崩れたり極端な円高が進行しない限り、自律反発が見込めそうだ。ただ、先週も外国人の動きが鈍く、チャートは日足の雲を割れるなど悪化しているので、早急に日足基準線レベルまで戻せないようだと、1月18日の安値18,650円などが試される。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲下限19,114円、日足雲上限19,234円、日足基準線19,289円、3月2日高値19,668円。下値サポートとしては、1月18日安値18,650円、心理的節目18,500円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.44倍 予想PBR1.26倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:18,700円~19,400円

更新日 2017年4月2日 株・個人投資家の喫茶店

2017年3月26日日曜日

2017年3月27日~3月31日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年3月24日
先週の日経平均は続落。週前半は米長期金利の低下やG20(財務相・中央銀行総裁会議)の共同声明で反保護主義の文言が削除されたことを受け、ドル・円相場が円高に振れたことで軟調な始まりとなった。その後、オバマケア(医療保険制度改革)の代替法案が見送り→撤回となったことで、改めてトランプ大統領の政策実効性に疑問符がつき、日本株も上値の重い展開となった。日経平均は週ベースで259.06円の下落。

今週の株式市場は続落か。オバマケア(医療保険制度改革)の代替法案の撤回を受け軟調な展開が続きそうだ。先週末の予想外の上昇で、依然としてレンジ内での動きにはなっているが、ドル円が110円を割り込んでくるようなことになれば 1月18日安値18,650円などが意識される。ただ、円高基調が続いている割には日経平均は持ち堪えており、これは日銀の巨額なETF買いに拠るところが大きい。先週もTOPIXの前場終値が0.06%安の僅かな下げでもETFを購入していたことから、今週も極端なリスクオフにならなければ一定の下支え効果を発揮しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、日足基準線19,321円、3月2日高値19,668円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足雲上限19,124円、心理的節目19,000円、日足雲下限18,921円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.88倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:18,750円~19,500円

更新日 2017年3月26日 株・個人投資家の喫茶店

2017年3月19日日曜日

2017年3月21日~3月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年3月17日
先週の日経平均は反落。週前半は米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが強まり開店休業状態が続いた。注目のFOMCは大方の予想通り0.25%の追加利上げとなり、焦点だったドット・チャートの中心値は据え置かれた。これを受け米株は堅調な展開となったが、為替が2円ほど円高に振れたことで日本株は利益確定売りが優勢になった。ただ、下がったところでは日銀のETF買いが3日連続で入り、日足転換線をサポートに下げ渋る展開となった。日経平均は週ベースで83.02円の下落。

今週の株式市場は底堅い展開が継続か。先週もボックスを上抜けたとは言えない水準で終わり、為替の円高傾向も気になるところだが、現状の1ドル=113円でも十分な円安水準であることから、下を売り込むこともできず、下がれば日銀のETF買いが下値を支える構図に変わりなし。また、個人の配当取りに加え、企業の決算対策売りも一巡してくることから、需給関係も悪くなく、目先は悪材料よりも好材料に反応しやすい地合いが続きそう。リスク要因としては森友学園問題。

日経平均の上値抵抗としては、3月2日高値19,668円心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,428円、日足基準線19,332円、日足雲上限19,117円、日足雲下限18,919円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.06倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.63%

今週の予想レンジ:19,100円~19,750円

更新日 2017年3月19日 株・個人投資家の喫茶店

2017年3月12日日曜日

2017年3月13日~3月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年3月10日
先週の日経平均は続伸。水曜日までは4日続落と軟調な展開が続いたが、米雇用関連指標の堅調な伸びを受け、週末にドル円が115円台に入ったことで金曜日は300円近い上昇となった。日経平均は週ベースで135.44円の上昇。

今週の株式市場は底堅い展開か。先週もボックスを上抜けしたか微妙な位置で終わったが、方向性は上向きを継続中。FOMCに関しては、今週利上げが行なわれる可能性が高く、この点は市場も織り込み済みである。注目点はFOMCメンバーの今後の政策金利の推移を予想するドットチャートが上方修正されるかどうか。年3回から上方修正されれば円安が加速する可能性があるが、米株が急落するリスクも有り、日本株も乱高下する可能性がある。年3回の利上げなら、一旦材料出尽くしとなるが、日銀が緩和姿勢を継続中なので緩やかな円安傾向は継続しそうだ。また、今週の波乱要因として、オランダ総選挙での極右政党の躍進があるが、こちらの影響は限定的か。

日経平均の上値抵抗としては、3月2日高値19,668円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,237円、日足雲上限19,134円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.13倍 予想PBR1.31倍 予想配当利回り1.62%

今週の予想レンジ:19,200円~19,900円

更新日 2017年3月12日 株・個人投資家の喫茶店

2017年3月5日日曜日

2017年3月6日~3月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年3月3日
先週の日経平均は続伸。注目のトランプ大統領の議会演説は、具体性に乏しく新鮮味のないものだったが、懸念されていた過激な発言もなかったことから、日米とも売り方の損失覚悟のショートカバーを巻き込みながらの上昇となった。日経平均は週ベースで185.63円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。チャート的にはボックスを上抜けしたか微妙な位置で先週終わったが、アメリカの3月の利上げ観測が急速に高まっており、円安で推移しそうなのは日本株に追い風となろう。ただ、アメリカファーストで製造業の復活を掲げるトランプ大統領下で、過度なドル高円安を期待するのも難しく、日経平均のレンジが500円ほど切り上がったとしても上値は重そうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,151円、日足雲上限19,100円、1月18日安値18,650円など。予想レンジは先週と同じとする。

東証1部全銘柄 予想PER16.95倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:19,100円~19,800円

更新日 2017年3月5日 株・個人投資家の喫茶店

2017年2月26日日曜日

2017年2月27日~3月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月24日
先週の日経平均は小幅に反発。NYダウは連日で史上最高値を更新しているが、日本株は円安が進行しないこともあり、上値の重い展開が続いた。ただ、下がったところでは日銀のETF買いが下値を支え、個人の足の早い資金は新興市場に向かい、こちらは好調を維持している。日経平均は週ベースで48.92円の上昇。

今週の株式市場は波乱含みの展開か。チャート的には日足基準線を挟みかなり煮詰まってきており、そろそろ上下どちらかにトレンドを出しそうな感じになっている。今週は日米の経済指標と伴に、トランプ大統領の議会演説が注目される。アメリカ株は目を見張る税制改革とやらで、売り方の踏み上げも手伝い史上最高値を連日で更新しているので、仮に市場の期待通りの内容であっても、織り込み済みで利益確定売りが警戒され、失望を誘う内容だと急落も考えられる。その点は注意が必要だろう。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,151円、日足雲上限19,100円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.88倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:18,750円~19,750円

更新日 2017年2月26日 株・個人投資家の喫茶店

2017年2月19日日曜日

2017年2月20日~2月24日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月17日
先週の日経平均は反落。NYダウは連日で史上最高値更新も、日経平均は前週大幅高した反動や、イエレン議長が利上げに前向きな発言をしてもドル高・円安への反応が限られたことから、利益確定売りが優勢だった。日経平均は週ベースで144.31円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。米国株は連日で史上最高値を更新するなど好調を持続しているが、日経平均は1月5日高値19,615円を抜けられず膠着感を強めている。一番の要因は円安が進行しないことだが、トランプ大統領の目を見張るような税制改革案も内容が不明で、米国株は期待をかなり先取りして上昇しているので失望を誘う内容だと反動安も懸念される。米国株が上がってもついて行けなかっただけに、米株が下がる時だけは倍下がるという悪い時のパターンも懸念される。結局、為替次第?

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,133円、日足雲上限19,085円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.81倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:18,750円~19,600円

更新日 2017年2月19日 株・個人投資家の喫茶店

2017年2月12日日曜日

2017年2月13日~2月17日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月10日
先週の日経平均は反発。木曜日までは狭いレンジでの揉み合いだったが、週末にトランプ大統領が今後2、3週間以内に目を見張るような税制改革を発表すると述べたことが好感され、米国主要三指数が史上最高値を更新し日本株も買いが優勢となった。日経平均は週ベースで460.73円の上昇。

今週の株式市場は上値を試す展開か。先週末のトランプ発言で息を吹き返し、米国主要三指数が史上最高値を更新している流れから、日本株も堅調な展開が望めそうだ。懸念されていた日米首脳会談も今のところトランプ大統領からの厳しい要求もないようですし、金曜日に先取る形で上げているとは言え好感されそうだ。目先は基準線をサポートに1月5日高値19,615円のテスト局面。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、日足基準線19,133円、日足雲上限19,111円、1月18日安値18,650円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.58倍 予想PBR1.30倍 予想配当利回り1.67%

今週の予想レンジ:18,900円~19,750円

更新日 2017年2月12日 株・個人投資家の喫茶店

2017年2月5日日曜日

2017年2月6日~2月10日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年2月3日
先週の日経平均は反落。トランプ大統領が打ち出した入国制限を巡って先行き不透明感が更に高まったことで、日米とも利益確定売りが優勢になった。日経平均は週ベースで549.2円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。上にも下にも決め手なしで、10日の日米首脳会談までは指数の方向感は出づらい状態が続きそうだ。短期資金は個別の決算プレーが中心となろう。上は1月5日のザラ場高値19,615円、下は1月18日のザラ場安値18,650円の範囲内だろうが、週末にトランプ大統領が金融規制改革法(ドッド・フランク法)の見直しに関する大統領令に署名したことは、公約通りとは言え好感されるかもしれない。

日経平均の上値抵抗としては、日足雲上限19,084円、日足基準線19,133円、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円。下値サポートとしては、1月18日安値18,650円、75日移動平均線18,429円、月足基準線17,908円、週足基準線17,863円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.62倍 予想PBR1.29倍 予想配当利回り1.69%

今週の予想レンジ:18,600円~19,500円

2017年1月29日日曜日

2017年1月30日~2月3日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年1月27日
先週の日経平均は反発。週前半は円高進行を受け18,783円まで下げるなど軟調なスタートとなった。その後はトランプ大統領が矢継ぎ早に幾つもの大統領令に署名したことで、いいとこ取りではあるものの、その実行力をアメリカ株式市場が評価し、NYダウが初の2万ドル乗せとなったことで、日本株もその恩恵に預かった。日経平均は週ベースで329.49円の上昇。

今週の株式市場は方向感のない展開か。1月5日のザラ高値19,615円を抜けてくれば、勢いで20,000円まで行くことも考えられるが、トランプ大統領のドル高牽制発言や保護主義的な発言が日本株には重しとなっており、積極的に上値を追える状況にはないと考える。現状で上値を押さえられてしまうと三尊天井が形成されるので、まずは1月5日の高値を抜けられるかどうかに注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,133円、心理的節目19,000円、1月18日安値18,650円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.27倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.66%

今週の予想レンジ:18,750円~19,750円

更新日 2017年1月29日 株・個人投資家の喫茶店

2017年1月22日日曜日

2017年1月23日~1月27日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)Chart2017年1月20日
先週の日経平均は続落。週前半はトランプ氏のドル高牽制発言などからドル円が112円台まで円高に振れたことを嫌気し、節目の19,000円を下回る場面もあった。週後半はイエレン議長やムニューチン米財務長官候補の発言から円安に戻し、日経平均も日足基準線レベルまで持ち直した。日経平均は週ベースで149.37円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。トランプ新大統領の就任演説は想定内の内容だったが、かねてから主張していた環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉という政策方針が発表された。今後アメリカが保護主義的な政策を強めてくるようだと、マーケットはいいとこ取りで上げてき分、崩れ始めると脆さが露呈しそうだ。国内では第3四半期決算がスタートとなる。昨年、想定為替レートを100円前後に見直した外需企業が多いので、現在の為替レートから考えれば上方修正されるのは当然と言える。マーケットが素直に反応するか、織り込み済みで処理されるのか、まずは序盤戦に注目したい。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、1月5日高値19,615円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足基準線19,132円、心理的節目19,000円、1月18日安値18,650円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER16.37倍 予想PBR1.33倍 予想配当利回り1.68%

今週の予想レンジ:18,500円~19,500円

更新日 2017年1月22日 株・個人投資家の喫茶店

2017年1月15日日曜日

2017年1月16日~1月20日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年1月13日
先週の日経平均は反落。円安一服から上値の重い展開が続いた。トランプ次期大統領の記者会見では、保護主義的な発言が目立った他、感情的な発言も多く見られ良い印象は無し。日経平均は週ベースで167.05円の下落。

今週の株式市場は揉み合いか。アメリカ大統領選後から継続しているドル高トレンドに変化の兆しが出てきており、今週これが明確になるかどうかに注目。目先はトランプラリーが始まってから一度も割り込んでいない日足基準線を維持できるかどうか。また今週からアメリカ企業の決算発表が本格化する。アメリカの企業業績より日本株には為替の動きの方が重要だが、米国株が上値追いになれば多少円高に振れても日本株も底堅く推移しそうだ。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、心理的節目19,000円、日足基準線18,921円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.28倍 予想PBR1.35倍 予想配当利回り1.65%

今週の予想レンジ:19,000円~19,750円

更新日 2017年1月15日 株・個人投資家の喫茶店

2017年1月8日日曜日

2017年1月10日~1月13日の日経平均予想

日経平均一目均衡表(日足)チャート2017年1月6日
先週の日経平均は反発。正月休み中、海外株式市場は堅調に推移し、為替も円安基調を維持していたことから、大発会は500円近い大幅上昇となった。その後はFOMC議事録でドル高リスクが指摘されたことや、トランプ氏のトヨタ批判などを受け115円前半まで円高に振れたことで上げ幅を縮小した。日経平均は週ベースで339.96円の上昇。

今週の株式市場はボラタイルな展開か。材料としてはトランプ氏の11日の記者会見に注目が集まる。今のところアメリカの経済も株価も好調なので、直接為替相場に言及するような発言はないと思われるが、保護主義的な発言が強まるようだと日本株にはネガティブ要因となる。週末にはオプションSQが控えており、目先19,500円が攻防ラインだが、仕掛けが入るなら節目の少ない上方向か。

日経平均の上値抵抗としては、心理的節目19,500円、心理的節目20,000円。下値サポートとしては、日足転換線19,303円、日足基準線18,921円、月足基準線17,908円、週足雲上限17,905円など。

東証1部全銘柄 予想PER17.39倍 予想PBR1.36倍 予想配当利回り1.64%

今週の予想レンジ:19,250円~20,000円

更新日 2017年1月8日 株・個人投資家の喫茶店